お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
「SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)」の続編ドラマ「And Just Like That…」がスタートした。今号では新シリーズの配信開始にちなんで、ホリデーシーズンに一気見したい、ニューヨークが舞台のドラマシリーズを紹介し、そのロケ地を巡る。
マノロブラニク、コスモポリタン、女子会ブランチ、マグノリアベーカリー。数々のブームを世に送り出し、社会現象を起こしたドラマ「SATC」の続編「And Just Like That…」が9日にスタートした。
ニューヨークに住む30〜40代の独身女性4人の生活を描いたオリジナル版「SATC」は1998年から2004年に放映され、放送終了から17年がたった今でも、世代を超えて多くのファンを魅了する。
ファッションが
社会に与えた影響
このドラマは前述のマノロブームを筆頭に、ファッション界に多くの影響を与えた。高級ブランドとチープアイテムをミックスする「ハイ&ローファッション」を社会に浸透させ、ネームネックレスやバレリーナドレス、ビンテージファーコートを普段使いに取り入れるなど、ファッションの新たなスタンダードを提唱した。
今年9月に亡くなったウィリー・ガーソン演じるスタンフォードにも注目
自立した女性を描く
女性たちの華やかな生活を描くだけではない。30代にもなれば結婚して落ち着くべきという固定観念を打ち壊す先駆的なドラマだったし、好きな仕事に誇りを持ち、働き続けることに背中を押してくれた。
ロマンティックな恋愛がゴールではなく人生にはもっと大事なことがあると気付かせてくれたのも、このドラマだった。時に激しくぶつかっても互いを尊敬し合える女友達の存在は、その答えの一つだっただろう。
シーズンを重ねるごとに、4人は多くを経験する。結婚、別居、不妊治療、離婚、介護、乳がん発症…ただ女たちが集ってたわいもない話をするだけでなく、社会のリアルな局面も映し出す。幅広い層に支持されるのは、4人の成長とともに移り行くさまざまなライフステージに、見る側自身を投影して見ることができたからだろう。
最新作はどうなってる?
あれから約20年。最新作では50代になったキャリー、ミランダ、シャーロットの人生が描かれる。残念ながらサマンサ役のキム・キャトラルは出演を見送ったが、新キャラクターが続々と登場する。ノンバイナリーのコメディアンとして出演する「グレーズ・アナトミー」のカリー役、サラ・ラミレスや、「HOMELAND」でソールの妻ミラ役を演じたサリタ・チョウドリーにも注目したい。
人種とセクシュアリティーの偏った描写に少なからず批判もあった前作。多様性を取り入れ、現代に生きるファンたちの共感を得られるのか。最新作をぜひチェックしてほしい。
11月12日から13日には新シリーズの公開を記念しキャリーの部屋を再現した部屋がAirbnbに登場した
ウエストビレッジにあるキャリーの家の外観として撮影されたアパート(66 Perry St.)MAP①(P5)
劇中に登場するキャリーの家の近くにあるマグノリアベーカリー(401 Bleecker St.)MAP②(P5)
映画監督・鈴木やすさんが、思い出の映画作品を、鑑賞当時の思い出を絡めてゆったり紹介します。 最近のハ
Kajiki’s Show 2023 2023.10.2(月) Open 19:00 S
【映画】 22日(金)公開 The Expendables 4 © EX4 Productions,
お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
紅茶をめぐる冒険
初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。
進化し続けるトイレの世界
日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。
今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー
コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。