お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
大規模なパーティーやパレードが難しくとも、10月だけのホラーな雰囲気は楽しめるはず!今号は、ニューヨーカーが仕掛けるハロウィンの試みの数々をご紹介。(文 / 南あや)
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主人公イカバッドは、やや不気味な地・スリーピーホローの付近で教師として生計を立てており、妖怪や幽霊などの存在を夢想するのが好き。町の有力者の娘カトリーナと結婚するべく、ブロム・ボーンズと対立している。ある日、カトリーナの城で開かれたパーティーで、同地の幽霊「首なし騎士(Headless Horseman)」の噂を耳にするが…?
米国文学の父ことワシントン・アーヴィングが1820年に発表した小説「スリーピーホローの伝説(The Legend of Sleepy Hollow)」。オンラインサイト「青空文庫」で、日本語版を無料で読める。
タイトルにもなっているスリーピーホローは、ニューヨーク州ウェストチェスターに実在する、ハドソン川沿いの町。だが、この小説の舞台…かどうかは、実は不明(ただし小説には、隣接するタリータウンが出てくる)。元々この地方にはスリーピーホローと呼ばれる場所がいくつかあったらしい。
実在のスリーピーホローは、マンハッタンから電車で30分ほど。かつてはノース・タリータウンという名前だった。現在でもタリータウンと一括りにされることは珍しくない。1996年に、観光地としての発展を願い、名前をアーヴィングの小説にあやかって「スリーピーホロー」に改称した。今では、ハロウィーンの時期には州内屈指の観光地になる。
同地にある、ちょっと不気味なスリーピーホロー墓地には、アーヴィングの他、実業家アンドリュー・カーネギーなどが眠っている。首なし騎士がさまよっているかも…? 他にも、大富豪ロックフェラー一族が所有する別荘地カイクイットが有名。こちらは予約制ツアーに入ることで見学可能。風光明媚(めいび)な景色も相まって優雅な気分に浸れる場所だ。
ちなみにアーヴィングは隣町タリータウンに住んでいた。現在そこは「サニーサイド」という名前で、一般公開されている。
この小説をベースとした映画が、「スリーピーホロー」(1999年)。ハロウィーンの定番アニメ映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」で知られる、ティム・バートンの監督作品だ。
主演はジョニー・デップ(当時36歳)だが、映画版は連続殺人事件の捜査を行うNYPDの刑事が主人公で、あらすじも原作とは大幅に異なる。魔術などのオカルト要素があるものの、ホラーというよりサスペンスの色が強い。今年のインドアなハロウィーンで、鑑賞してみてはいかが?
なお、映画のロケは英国が主で、実際のスリーピーホローではないので注意!
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