デザイナー・Sayaka Tokimoto-Davisさんが案内! 最新おしゃれ「ダンボ」
ニューヨークを拠点に「SAYAKA DAVIS」を立ち上げ、日本と米国でデザイナーとして活躍するSayakaさん。洋服だけに限らず、ジュエリーやアートなど、止まることを知らない物作りへの情熱と、アーティストを応援する地元コミュニティーへの愛…。そんなSayakaさんに、ご自身のブランドとブルックリン区ダンボ地区への思い、そしてお気に入りスポットを語っていただきました。
新型コロナウイルスの影響により、普段あまり気にしていなかった「換気」に注目が集まっている今、やはり「風」が生活のポイントといえるだろう! そこで、今号では身近な場所で「風をどこまで感じられるか」をテーマに、NYCや近郊で体験できる場所を紹介していく。(取材・文/音成映舞)
知ってる? 風のしくみ
無意識に日々感じている「風」。子供の頃に学校で習ったような気もするが、自然現象の一つとしてあまり深く考えたことなどなかったという人も多いのではないだろうか。まずは、「風が吹く」仕組みを気象庁の情報(jma-net.go.jp/sendai)を参考に説明していく。
そもそも「風」とは、空気の動きのこと。例えば、風船を手で押すと、中の空気が押し返してくるのを感じたことがあるはず。風船の中の空気に限らず、空気には押す力があり、隣同士の空気はいつもお互いに押し合っているのだ。
押す力の強い空気と弱い空気が押し合うことで、強い方から弱い方へ向かって空気は押されるように動く。この空気の動きを「風」という(図1)。そして、その空気には重さがあり、空気を押す力を「気圧」という。
気温と空気は関係があり、暖かい空気ほど軽く、冷たい空気ほど重い。暖かい空気の下と冷たい空気の下を比較すると、冷たい空気の下では気圧が高くなる。気温に差があると、気圧の差ができて、「風が吹く」ことになる。
例えば図2を見ると、陸は海に比べて温度が変化しやすい性質があるため、晴れて気温が上昇した日は、気圧は暖まった陸の方が低くなり、陸に向かって海から風が吹く。これを、「海風」という。逆に、夜は陸の方が気温が冷えやすく、気圧が高くなるため、海に向かって「陸風」が吹く。
風の強さと影響
それでは、風速と人、や建物への影響を調べてみる。台風や突風などに遭遇すると、傘が折れたり、体が浮いて飛ばされそうになった経験をしたことがある人もいるはずだ。
例えば、10分間の平均風速で感じる風と人、建物の影響力は次の通り。
・やや強い風(10〜15m/s)=傘がさせない。風に向かって歩きづらい
・強い風(15〜20m/s)=風に向かって歩けない。転倒する人が出る。看板などが外れ始める
・非常に強い風(20〜30m/s)=立っていられない。飛んできた物でケガをする可能性がある。看板や屋根の上の物が落下する
・猛烈な風(30m/s〜)=屋外での行動が非常に危険に。木や電柱などが倒れる。走行中のトラックが横倒する。建物の屋根や壁などが剥がれる。家が倒壊する可能性がある
※10m/s(10メートル毎秒)とは、1秒間に10メートル進む速さのこと
このように、風速が強くなると、人も建物も影響を受けやすいということだ。
ここまでは風について説明したが、次からは、新型コロナウイルスと空気の入れ替え、いわゆる「換気」について少し説明したい。
コロナ対策と換気
各州によってガイドラインの基準は異なるが、新型コロナウイルス対策として最も重視されている屋内の換気は、建物のドアを開放し、窓をこまめに開けることなどが推奨されている。
英BBCのリポートでは、室内に新鮮な空気が十分に入っていない場所では、感染確率が上がるとの報告が。また最近の研究では、密閉された空間では「エアボーン感染(空気感染)」が懸念される。つまりウイルスの飛まつが空気中に漂い、感染源になることがあるのだという。
英政府が以前出したオフィス環境指標によると、室内では毎秒1人当たり10リットルの新鮮な空気が必要だという。室内には清潔な空気の流れがあることが重要で、建物内に感染者がいても、外気をたっぷり入れていれば、感染物質を薄め、感染するリスクを下げることができる。
夏も終わり、気温が下がり寒くなると、室内にこもりがちになる。その中で感染を防ぐには、「換気」が今後も重要な対策の一つとなりそうだ。
次ページからは、屋外で密を避け、風を感じられる場所を紹介していく。
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