ニューヨークのスポーツベッティング事情をおさらい【2024】

*本記事はCompary AB社によって提供されています。


メジャーリーグベースボールのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の通訳を勤めていた水原一平氏が、スポーツ賭博を行ったことで話題となった。 このニュースをきっかけにスポーツベッティングに関心を持った人は多いのではないだろうか。スポーツベッティングという言葉に聞き慣れないかもしれないが、スポーツに賭けるという意味で、競馬や競輪など日本の公共ギャンブルも所謂スポーツベッティングだ。賭博という言葉を日本語で聞くとネガティブな印象が強いが、イギリスやヨーロッパ諸国では完全に合法化している国も多く、スポーツ産業を盛り上げる要素として身近な存在である。このようにオンラインスポーツベッティングは世界中で人気があり、中には日本語に対応したブックメーカーサイトやサッカー賭けアプリなども存在する。

アメリカにおけるスポーツ賭博

アメリカでは、スポーツベッティングとオンラインカジノを含めオンラインギャンブルの合法性は州によって異なる。例えば、ニュージャージー州では、オンラインポーカー、オンラインスポーツベッティング、オンラインカジノが合法だ。ペンシルベニア州やウェストバージニア州もオンラインカジノやスポーツベッティングを合法化している。一方、インディアナ州はオンラインカジノやオンラインポーカーを認めていないが、オンラインスポーツベッティングは合法とされている。

ニューヨークでスポーツベッティングは合法?

ニューヨーク州に関しては、2022年1月8月からスポーツベッティングは完全に合法化された。ニューヨークの規制当局(New York State Gaming Commission)のホームページではスポーツベッティングについて次の通りに述べられている。Sports Wagering: New York State law authorizes mobile sports wagering when the sports wager is made through virtual or electronic means from a location within New York and is transmitted to and accepted by electronic equipment located at a licensed commercial casino gaming facility. Mobile sports wagering commenced in New York State on January 8, 2022.もちろん、規制当局からライセンスを取得したブックメーカーのみがニューヨーク州内での運営を許可されてる。

 

ニューヨークのスポーツベッティングの現状

以前、この記事でも触れたように、NYのスポーツベットの市場規模は解禁以降1年間で賭け金は162億ドル、ニューヨーク州への納税額は6億9,300万ドルに達していた。先日公開されたオンラインギャンブルの業界ニュースを発信するiGBの記事によると、ニューヨーク州のプレイヤーたちは、2023年度にオンラインスポーツベッティングに196億4000万ドル(約155億5000万ポンド/約181億3000万ユーロ)を費やし、収益は17億6000万ドルに達した。2023年3月31日までの12ヶ月間の総賭け金は、2022年度のニューヨーク州の164億ドルよりも19.8%増加し、これは米国内でスポーツベッティングが合法な州の中で最も高い年間消費だ。

ニューヨークでライセンスを取得したブックメーカー

ブックメーカーがニューヨークで合法にスポーツベッティングサービスを展開するためには、NYS Comissionからライセンスを取得する必要だ。なお、ライセンスは10年間有効である。ニューヨークでスポーツベッティングを試してみたいという人のため、NYSライセンスを取得しているブックメーカーを以下にまとめる。

  • BetRivers/Rush Street
  • BetMGM 
  • Caesars 
  • DraftKings 
  • FanDuel 
  • Fanatics
  • Resorts World BET
  • WynnBET

 

※スポーツベッティングを含めオンラインギャンブルには中毒性があります。あくまでも娯楽の一種であり、お金を稼ぐ手段ではありません。常に責任を持ったプレイを心がけましょう。

               

バックナンバー

Vol. 1328

雑誌『ザ・ニューヨーカー』世界

ニューヨーク発の洗練された洒脱な視点で、調査報道から小説や批評、コミックやイラストまで、多彩な記事を掲載する老舗週刊誌『ザ・ニューヨーカー』。昨年は創刊100周年を迎え、その節目を祝う企画やイベントが相次いで開催された。ニューヨーク公共図書館本館では記念展示が行われ(2月21日まで開催中)、それに連動した名物編集者らによる座談会形式のトークショーが9月に実施。さらに先月には編集部の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信されるなど、同誌は改めて世界中から大きな注目を集めている。本特集ではその歴史と編集哲学に迫りたい。

Vol. 1326

レストランからアート、本、音楽まで 今年のニューヨークベスト

2025年も年の瀬を迎える。米国の各メディアでは、この1年を総括する「ベストオブ2025」が出揃いつつある。本特集では、そうしたベストリストを手がかりにしながら、今年のニューヨークを映し出す「ベストオブベスト」をさらに厳選して紹介し、今まさにこの街で生まれつつあるトレンドに迫りたい。

Vol. 1325

冬のニューヨークを心地よく生きるメンタル&フィジカルスキル

寒さが深まり、心も体も揺らぎやすい冬のニューヨーク。そんな季節に役立つ、心と体を整えるシンプルなケアを紹介。マインドフルネスで気持ちを整え、ピラティスで巡りを高め、冬アイテムで心地よさをプラス。冬を快適に過ごす、心と体のヒントを見つけてみませんか?