週末のプチお出かけ NJトランジットに乗って行くアズベリーパーク
ペンステーションからNJトランジットで2時間弱。旅行雑誌が「ジャージーショアで最もクールなビーチ」と絶賛するアズベリーパーク。その魅力の一端を紹介しよう。
アフタヌーンティーを体験してみよう
ニューヨークは今、アフタヌーンティーの店が花盛り。ドレスアップして、ため息が出るほど美しいティーセットや可憐なフィンガーフードを囲めば、あら不思議! たちまち英国貴族の気分♪ *いずれの店も要予約
レディー・メンドルズ・ティー・サロン / Lady Mendl’s Tea Salon
グラマシーパークのすぐそば、1834年に建てられたジョージアン様式のブラウンストーンを改装してティーサロンとしてオープン。茶葉はアールグレイやイングリッシュブレックファーストなどの定番やモロッコ産のミントティー、ルイボスティーなど6種類から選べ、季節のスープやサラダ、ティーサンドイッチやスコーン、スイーツ、バニラクリーム添えのクレープが付く(78ドル)。カクテルやワインは別料金で提供。12歳未満の子どもは来店不可。
パームコート@プラザ / The Palm Court, The Plaza
1世紀以上にわたり、ニューヨークのアイコニックなアフタヌーンティー・スポットとして世界中から訪れる人々を魅了してきた名店。ステンドグラスのドーム天井、天井まで届く椰子の木…グランドホテルの風格を感じさせる時代を超えた空間で味わえるのは、フィンガーサンドイッチや自家製ジャムを添えたスコーン、スイーツ、マカロンなどが含まれる「セントラルパーク・ティー」(118ドル)。さらにアップグレードした内容のコースも。
子ども(12歳以下)向けの「エロイーズ・ティー」(90ドル)もある
768 5th Ave./TEL: 212-546-5300
バカラホテル・ニューヨーク / Baccarat Hotel New York
プラチナとシャンパンをイメージに光り輝くクリスタルをふんだんに使った豪華なグランサロンで過ごす極上のひととき。オマール海老のキャビア 、サーモンのルーラード、鱒の卵、生ハム、ビーフタルタルといった贅沢なフィンガーフードはミシュランスターシェフのガブリエル・クロイターが監修。ブルーベリータルトやチョコレートムースなどのスイーツの他、デボンシャークリームと季節のコンフィチュールを添えた自家製スコーンも美味しい(140ドル)。
ミニドーナツやココアなどが付く、子ども向けの「ル・プチ・プランス」は80ドル
28 W. 53rd St.
ギャラリー@カーライル / The Gallery, The Carlyle
カーライルホテルのロビーの修復に携わった「伝説の」建築家、レンツォ・モンギャルディーノが手がけた隠れ家のような店内は、トルコのトプカプ宮殿にあるスルタンのダイニングルームにインスパイアされたもの。世界各地から厳選した22種類の茶葉から好みのものを選び、フィンガーサンドイッチ、2種類のスコーン(デボンシャークリームとミックスベリージャム添え)、ミニペイストリーとともに楽しむ(90ドル)。
シャンパンが付く「インペリアルティー」は115ドル
35 E. 76th St./TEL: 212-570-7120
意外と知られていない 紅茶の効能
世界中で水の次に飲まれている紅茶には5000年もの歴史があり、さまざまな効能があると実証されているが、そのほとんどが抗酸化作用のある「テアフラビン」と呼ばれるポリフェノールと紅茶フラボノイドに由来する。テアフラビンは茶葉の酸化の過程で生成され、紅茶に含まれるポリフェノールの3~6%を占める。効能を得るには、ルースティーの茶葉を使うこと。
■心臓病のリスクを軽減
テアフラビンには血中コレステロールを下げ、フラボノイドは心臓病のリスクを低下させる。研究によると、毎日1杯の紅茶を飲むごとに血圧が下がり、心臓発作や脳卒中などのリスクが下がるとされる。
■脳梗塞のリスクを軽減
毎日少なくとも2杯の紅茶を飲むと、紅茶を飲まない人に比べて脳梗塞のリスクが16%減少する可能性があるとの研究報告がある。
■集中力がアップ
紅茶に含まれるカフェインと、L-テアニンと呼ばれるアミノ酸が組み合わされると、脳のアルファ波状態が高まり、リラックスしながら集中力がアップするというダブル効果がもたらされる。
■血糖値を下げる
砂糖抜きの紅茶を飲むと血糖値が下がり、体内の糖分コントロール力が向上する。研究によると、紅茶を食後すぐに飲むことにより、健康な成人や糖尿病予備軍の人の血糖値を改善することが判明している。
■がんのリスクを減少
研究では、紅茶に含まれるポリフェノールが扁平上皮がんのリスクを減少させること、また、全てのお茶には口腔がんの予防に役立つ可能性があると結論付けている。
■さまざまな疾病による死亡リスクを軽減
最近の研究によると、毎日少なくとも2杯の紅茶を飲むと、紅茶を飲まない人に比べ、疾病による死亡リスクが約13%低下することが判明。紅茶を飲む量が多いほど、循環器疾患、心臓病、脳梗塞のリスクが低下した。
*紅茶を飲む際はカフェインの摂り過ぎに注意。過剰摂取を防ぐには、1日のカフェイン摂取量を400mg以下に抑えること。(出典: UCLA Health)
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Where to Eat & Drink アズベリーパーク ファストフードはボードウォークに
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先月からうだるような真夏日が到来しているニューヨーク。冷たいデザートでクールダウンしてみてはいかがでしょう?本号ではレストランで食べられるデザートからお持ち帰りで楽しめるもの、お家で作れるデザートまでを紹介する。
夏の和野菜
盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。