マインドフルに生きよう!
心や体を落ち着かせる効果があるとされるマインドフルネス。慌ただしく不安が尽きない日々の中で、生活に取り入れてみると少しは気持ちが楽になるかもしれない。すでに実践している人も未体験の人も、今号を読んでマインドフルネスについての理解を深めよう!
いよいよ8月に突入! 一年の中でもイベントの多い夏は、気軽に行ける屋外イベントが目白押し。「忙しくてまだどこにも行けていない」という人のために、今号は「演劇」、「映画」、「音楽」とジャンル別に分けて紹介していく。 (文=音成映舞)
セントラルパークの夏の風物詩といえば、「シェークスピア・イン・ザ・パーク」だろう。非営利劇場として知られる「パブリックシアター」が主催、セントラルパークの野外劇場「デラコルテ劇場」で毎年、上演が行われている。
無料でシェークスピアの世界を堪能できる貴重な機会とあって、ニューヨークの人々に長く愛されている。過去には、デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、アル・パチーノ、アン・ハサウェイらも出演。
今年の演目は、「から騒ぎ」と「コリオレイナス」の2作品。すでに「から騒ぎ」は終了しているが、トニー賞受賞の演出家、ダニエル・サリバンが現代的にアレンジした「コリオレイナス」は、8月11日(日)まで上演している。1979年以来の上演となる今作は、シェークスピアの中でもかなりレアな作品とあって注目されている。
チケットは、当日の正午までに同劇場前に並ぶ先着順での購入、または、モバイルアプリ「TodayTix」を通じてオンライン抽選で申込む2方式をとっている。運次第なところもあるが、当選すれば無料で観れるというのがこの企画の魅力。ただし、雨天の場合は振替は行われないため、天気予報の確認は怠らないよう気を付けたい。
「シェークスピア・イン・ザ・パーク」の舞台は、周りの自然もセットの一つ
また、8月末からはニューヨークコミュニティーの参加型ミュージカル「フリー・イン・ザ・パーク」も始まる。作品は「ヘラクラス」で、7日間限定上演となり、オンライン抽選のみとなる。購入方法をホームページで事前に確認しておこう。
セントラルパーク内にある「デラコルテ劇場」
「ブロードウェー・イン・ブライアントパーク」より
もう一つの定番といえば、毎年夏に、ブロードウェーで上演中の作品からキャストたちが登壇する「ブロードウェー・イン・ブライアントパーク」だ。今年20周年を迎える今企画は、各作品を1時間にまとめ上演する。日によって演目も異なるため、近々ショーを観に行こうと考えている人にとっては、このチャンスはとても参考になるだろう。
また、ブロードウェー作品以外にも、ニューヨーク・シティ・オペラのキャストたちが演じるイベント「オペラ」の上演もある。こちらも1時間版に短縮されたものだが、初心者でも楽しめる有名作品を取り上げているのがうれしい。
芝居好きな人は、無料で鑑賞できるこの機会を、ぜひ活用してみてはいかがだろうか。
【各公演の詳細】
Shakespeare in the Park
作品:「Coriolanus」
〜11日(日) 8pm-
publictheater.org
Broadway in Bryant Park
8・15日(木)
12:30-1:30pm
bryantpark.org
※作品はウェブサイトで確認
Free in the Park
作品:「HERCULES」
31日(土)〜9月8日(日) 8pm-
publictheater.org
※オンライン購入のみ
Opera
作品:「Carmen」
8月26日(月) 6-7pm
bryantpark.org
困難に立ち向かい、今を全力で生きる日本人ビジネスパーソン。名刺交換しただけでは見えてこない、彼らの「
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