教えて、荒木さん!

日焼け止めの正しい選び方を教えてください!

女性の美と健康を30年以上研究している、コスメプラウドの荒木勝也さんが、素朴な肌の疑問や悩みに効くヒントを紹介します。

(この記事は2019年に掲載したものです。)



質問】
夏といえば紫外線対策。日焼け止めの正しい選び方を教えてください!

夏の紫外線、怖いですね。老化の50%は紫外線が原因といわれています。

昔はオゾン層がフィルターの役割を果たし、太陽光に含まれるUV(紫外線)を遮断していたので、単純に日焼けするだけでした。しかし現代は、肌がその2、3倍の紫外線にさらされているといいます。

この紫外線が、肌組織を破壊してしまうのです。だから紫外線対策は本当に重要。UVカットしない人は、もうスキンケアをする意味がないと言っても、過言ではありません!

 

 

UVは大きく2種に分けられます。A波が肌の弾力性を失わせてシミ・シワ・たるみなどを引き起こし、B波が肌に炎症を起こして、皮膚ガンなどの病気に作用します。日本製の日焼け止めの多くは、UVA予防を重視し、効果指標(紫外線防止効果の強さ)を「PA」で示しています。しかしよく見ると、アメリカで売られている日焼け止めに、PAを示したものはほとんどありません。

アメリカで重要視されるのは、UVBを遮断する強さ、「SPF」です。昔は日焼けがブルジョワの証とされていた西洋では、シミ・シワは、あまり気にしないのかもしれません。肌の美しさを重要視する人は、日本製の日焼け止めを使うことを推奨します。

ちなみに、SPFは数値が大きければ大きいほど良いように思われるかもしれませんが、SPF1は「効果が約20分持続する」という意味(PAは逆に数値が大きいほど効果が高い)。日常生活では50もあれば十分です。100ともなれば、肌にものすごい負担がかかり、紫外線はカットしますが肌が熱を持ち、逆効果ですよ。

 

次週は、パーツ別の「老け」予防について解説します。

 

荒木勝也さん

コスメプラウドUSA社長。
大手化粧品会社での勤務を経て、2005年に同社設立。
10年より日本、18年より韓国でも事業を展開。
自らの知識と経験を生かし、毎年、美容セミナーを開催している。
cosmeproud.com(米国)
cosmeproud.co.jp(日本)

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1100

今こそ学ぶ 日本人と米国の歴史

世界中から移民が集まる米国は日本と異なり、まだまだ歴史が浅い若い国だ。日本の先駆者たちが海をわたり、文化や社会の違いを学び、日本の発展に貢献した。しかし私たちは、その歴史をほとんど知らないまま米国に住んでいる。今号では、そういった歴史の一部を紹介していく。

Vol. 1099

元祖ソウルフード ピザ魅力

「アメリカらしさ」「ニューヨークらしさ」が揺らいでも、ピザのうまさは揺らがない。ピザ激戦区・ニューヨークでも「名店」とうたわれる店を食べ比べて、その奥深さに思いをはせてみよう 。

Vol. 1098

春ファッションが楽しくなる かわいい小物にくびったけ!

いよいよ春が到来! 不安の尽きない日々だけど、お気に入りファッションに身を包めば自然と気分もアップするはず。トレンドの小物を取り入れて、今ならではの春ファッションをエンジョイしよう!

Vol. 1097

まだまだ不安の多い時代だからこそ

今すぐ実践 ストレス解消法を一挙紹介!

春の気配とワクチンの普及を感じながらも、まだまだ続く寒さとコロナによって、閉塞感や不安を抱えている人が増えている。身近に手軽にできるものから、ちょっと足を伸ばして行えるストレス解消法までを一挙ご紹介。ストレスを手放し、心身共に健康な状態で春を迎えよう!