教えて、荒木さん!

日焼け止めの正しい選び方を教えてください!

女性の美と健康を30年以上研究している、コスメプラウドの荒木勝也さんが、素朴な肌の疑問や悩みに効くヒントを紹介します。



質問】
夏といえば紫外線対策。日焼け止めの正しい選び方を教えてください!

夏の紫外線、怖いですね。老化の50%は紫外線が原因といわれています。

昔はオゾン層がフィルターの役割を果たし、太陽光に含まれるUV(紫外線)を遮断していたので、単純に日焼けするだけでした。しかし現代は、肌がその2、3倍の紫外線にさらされているといいます。

この紫外線が、肌組織を破壊してしまうのです。だから紫外線対策は本当に重要。UVカットしない人は、もうスキンケアをする意味がないと言っても、過言ではありません!

 

 

UVは大きく2種に分けられます。A波が肌の弾力性を失わせてシミ・シワ・たるみなどを引き起こし、B波が肌に炎症を起こして、皮膚ガンなどの病気に作用します。日本製の日焼け止めの多くは、UVA予防を重視し、効果指標(紫外線防止効果の強さ)を「PA」で示しています。しかしよく見ると、アメリカで売られている日焼け止めに、PAを示したものはほとんどありません。

アメリカで重要視されるのは、UVBを遮断する強さ、「SPF」です。昔は日焼けがブルジョワの証とされていた西洋では、シミ・シワは、あまり気にしないのかもしれません。肌の美しさを重要視する人は、日本製の日焼け止めを使うことを推奨します。

ちなみに、SPFは数値が大きければ大きいほど良いように思われるかもしれませんが、SPF1は「効果が約20分持続する」という意味(PAは逆に数値が大きいほど効果が高い)。日常生活では50もあれば十分です。100ともなれば、肌にものすごい負担がかかり、紫外線はカットしますが肌が熱を持ち、逆効果ですよ。

 

次週は、パーツ別の「老け」予防について解説します。

 

荒木勝也さん

コスメプラウドUSA社長。
大手化粧品会社での勤務を経て、2005年に同社設立。
10年より日本、18年より韓国でも事業を展開。
自らの知識と経験を生かし、毎年、美容セミナーを開催している。
cosmeproud.com(米国)
cosmeproud.co.jp(日本)

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol.1038

ニューヨークで進化する
Katsu Sando

ニューヨークでは日本のカツサンドが今静かなブーム。数年前まではKatsuには“Japanese style cutlet”と英語の説明が必要だったが、今は堂々とkatsuで通じる。また「サンド」もsandwichではなくsandoと表記されることが多くなった。そこで今号では、ニューヨークで進化する、オリジナリティー溢れるカツサンドを紹介する。(取材・分/古村典子)

Vol.1037

いざ、ミュージカル鑑賞。

ロングランから新作まで、ブロードウェーではミュージカル作品が山ほど上演中。住んでいるとなかなか見に行く機会がない、という言う人に、今号ではおすすめ作品を紹介。(文/音成映舞)

Vol.1036

今さら聞けないクラブのこと

「自分はもう若くないし」「ナンパ目的でしょ」「なんだか危なそう」と、不慣れな人にはやや敬遠されがちな、ニューヨークのナイトクラブ。実はクラブカルチャーとは多彩で、誰でも楽しめるものなのだ!今号は、市内での安全で楽しい夜遊びのコツを、クラブ初心者向けに指南。(取材・文/南あや)

Vol.1035

ニューヨーク手土産事情

お世話になった人へのお礼、招待されたホームパーティーなど、何を手土産に買えばいいの?と、悩むことも多いはず。そこで、今回はジャピオン厳選の「手軽に購入できる手土産」を特集。(文・写真=音成映舞)