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高原のアーティスト山添洋 ニューヨーク市立大学で個展

長野県軽井沢町在住の洋画家、山添洋さんの3回目にあたる個展「旅路と色の移ろい」がニューヨーク市立大学のコーエン資料室付属ギャラリーで、1月5日から2月9日まで開催されている。

会場はニューヨーク市立大学構内にあるギャラリー

山添さんは1946年長野県軽井沢生まれ。地元でペンションなどを運営する傍らアート制作に打ち込む。ジャンルは油絵具を使った風景画。軽井沢の清々しい空気を感じさせる透明度の高いその作品は海外での評価が高く、2007年のフランス国際芸術大賞展入選を皮切りに、2008年にはル・サロン(フランス)マゼンタ賞を受賞したほか毎年国際賞に輝いている。ニューヨーク、ハンブルグ、ザルツブルグなど各国のアートフェアでも注目を浴びた。

今回は2023年制作の新作を含む計25点を出展。「ヤマゾエ・ブルー」と称される山添さん特有の深みある鮮やかな青色をフィーチャーした作品がひときわ目をひく。絵の中に引きずり込まれそうな深淵なブルーにしばし身をまかせれば、何処からともなく高原の涼風が吹いてくる。


Cohen Library Archive Gallery

160 Convent Ave. North Academic Building Room 5/333

TEL: 212-650-7155

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