編集部が見つけたクリスマスの風物詩

「ホリデーマーケット」で新しい出会いを

11月の中旬に入りクリスマス仕様の装飾が市内で徐々に始まり、クリスマスホリデーへ向けて人々の気持ちが盛り上がりを見せる時期がやってきた。クリスマスの風物詩とも言えるホリデーマーケットもその一つで、コロンバスサークルやブライアント・パーク、ユニオン・スクエアなど市内各所で開催されている。

クリスマスツリーのオーナメントや飾りなどを扱うお店や、男女ともに楽しめる個性豊かなアクセサリー店、手作りのソープやキャンドル、色鮮やかなアート、何百もの種類が揃うスパイス店など、そのラインナップは様々で訪れる客を常に魅了する。中でも「GONE TO THE DOGS」は、環境問題や動物保護の問題と向き合いながらハンドメイドの犬用グッズを展開しているブランドで、まさにニューヨークらしいコンセプトだ。しかし、どんなお店よりも一番列を作っているのが、ホットココアやホットサイダーなどのお店で、ドーナッツやブラウニーなどと共に、多くの人がホットドリンクで体を温めながらホリデーマーケットを満喫しているようだ。

長年地元で活躍するハンドメイドの店もあれば、若い起業家による新しいブランドなど、ウィンドウ・ショッピングならぬウィンドウ・マーケットをしているだけで、新しい発見や出会いがあり楽しめるので、是非足を運んでみては。

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