バス・電車での治安悪化に注意 NYPDの安全対策を知ろう

在ニューヨーク日本国総領事館は、特に公共交通機関での最近の治安悪化について、同館ウェブサイトで注意喚起を行っている。

地下鉄構内での突き落とし事件は2020年に24件発生、前年比で30%増加した。これを受けて、NYPDは次の安全対策を行うよう指導している。

▷緑色のライトが点灯している、駅員駐在の地下鉄出入り口を利用する

▷特にオフピーク(通勤ラッシュ外)時のプラットホームでは、駅員ブースから見える場所で電車を待つ

▷車掌や運転手のいる車両の利用を心掛ける

▷背後の様子が分からない状態でヘッドホンを利用しない

▷電車車両の中央側に座り、ドア付近には座らない。バスは前方に座るようにする

▷不審な人物・場所を直感したらすぐに立ち去る

警察・消防・救急の緊急時は、911に連絡すること。「ジャパニーズ・プリーズ」と伝えると、日本語通訳サービスを介しての通話が可能。また、緊急事態で困ったことがある場合は、領事館の「邦人援護担当官」へ連絡(TEL: 212-371-8222)することも可能。その他の最新情報については、同館ウェブサイトを参照。

 

特に夜間や人気がいない際の地下鉄利用には気を付けるよう、NYPDは注意喚起を行っている

 

バスや電車内の座席の位置にも注意したい

www.ny.us.emb-japan.go.jp

 

 

 

 

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