東日本大震災から10年 福島県への祈りをオンラインで

3月6日(土)午後8時〜9時、YouTubeライブにて、「TOGETHER FOR 3.11 第10回東日本大震災オンライン追悼式典」が開催される。鑑賞無料。主催は「Fellowship For Japan」。

 同式典は、東日本大震災の追悼として毎年3月にマンハッタンで開催されているもの。新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、今年はオンラインでの開催となる。

2019年はマンハッタンの教会にて開催。昨年の式典は、新型コロナの影響で急きょ中止となった

 当日は、東北からのメッセージ(ダイジェスト版)、風の環少年少女合唱団による合唱の他、福島県内で被災した幼稚園や旅館など、地元企業・団体からのビデオスピーチを紹介予定。また、毎年恒例の「ふるさと」合唱の時間も設ける。当日の開催場所のリンクは後日公表される。その他の詳細は下記Facebookページを参照。

 主催団体は、震災発生時にニューヨークで設立された複数の支援団体のリーダーらが中心となって結成。今回の開催に寄せて、「離れていても心を込めて追悼の祈りを捧げましょう。そして被災された全ての人たちに、『ニューヨークは忘れていないよ、あなたのことを思っています』、そのメッセージを送り続けたいと願っています」と話している。

facebook: TOGETHERFOR311

式典では毎年、被災した人々からの体験談やメッセージを紹介する(写真は2019年)

               

バックナンバー

Vol. 1288

NYでカラオケ

1960年代後半、日本で発祥し国民的娯楽となったカラオケ。80年代以降、台湾や韓国などアジアをはじめ、海外に進出したカラオケは、今や北米やヨーロッパでもみんなに愛されるエンターテインメントとなっている。ここニューヨークでも「KARAOKE」の看板を見掛けることもしばしば。今号では、カラオケで上手に歌うコツや市内にあるカラオケ店を紹介!思い切り歌って騒いで、ストレスを発散しよう!

Vol. 1287

スタンドアップコメディーを見に行こう!

マイク1本で客を笑わせるスタンドアップコメディー。その内容は時事ネタや政治・経済、人種、宗教からジョークや下ネタまで幅広い。今回は、ニューヨークで奮闘する日本のお笑い芸人・村本大輔さんや、コメディーショーのプロデューサーとして活躍するドリュー・ビークラーさんらに、ニューヨークのスタンドアップコメディーについて話を聞いた。

Vol. 1286

私たち、こんなことやってます!

気になる企業を深掘りする連載企画。今回はPi Water Inc.の代表 太田光子さんにインタビュー。

Vol. 1285

今年のサマーキャンプはダンスで体を動かそう!

毎年どのような夏の過ごし方をしようか保護者は頭を悩ませるもの。しかしサマーキャンプは思い切って新しい分野に挑戦するいい機会。今年はヒップホップやジャズ、コンテンポラリーダンス、バレエで思いっきり体を動かす夏はいかが。