記事広告

ニューヨークで活動する 注目の若手アーティストを紹介- ダンサー宮口えりかさん

5歳のときにクラシックバレエを始め、高校でチアダンス、大学では舞踊学を専攻しジャズやヒップホップ、コンテンポラリー、モダンダンスを学んだ宮口えりかさん。ニューヨークへはジャズダンスを極めるため留学生としてやってきた。そんな彼女に「今と今後」について話を聞いた。


─これまでの経歴

高校の時に、チアダンス部に所属しており、全米で優勝。その後、東京の大学に進学し舞踊学を専攻しておりました。東京ディズニーシーでショーのダンサーとして活動していた経験もあります。

他には、女優として活動していた時期があります。TBSドラマにレギュラーメンバーとして出演し、その他いくつかのテレビ番組にも出演しました。また、大手携帯会社のPRビデオにも出演しました。

─主な活動は?

現在は、ビザの関係でオーディションがなかなか受けられず、技術を伸ばすためレッスンに励んでいます。

─やりがいを感じるときは?

ステージに立ってスポットライトを浴びるときでしょうか。どんなに大変なレッスンやリハーサルスケジュールでも、やはりお客様の前に立ってスポットライトを浴びる時の幸せは何度経験しても忘れられません。作品によって何分ステージに立っていられるかは違いますが、5分だとしたら体感は1分もない気がします。それくらい、一瞬の瞬間に全ての想いをダンスを通して伝えることが本当に幸せです。

─どんなところに日本との違うを感じますか。

先生も生徒たちも表現が豊かで日本とは明らかに違うエネルギーを感じます。

正直、今は何をするにしてもステータスを聞かれるので、オーディションを受けたくても受けられません。しかし、そんな状況でもめげずにこの街で頑張りたいです。この街は、エネルギッシュな人たちで溢れていて、たくさんのチャンスと情報が転がっていると感じます。だからこそそれを掴めるようになりたいと思います。

─今後の展望

ニューヨークは沢山の「色」があります。その「色」を決めるのも、「色」を塗り替えるのも全て自分自身です。「自分の人生を振り返った時に、後悔をしないこと」この言葉が私の全てです。少しでもやりたいと思うことがあれば挑戦し続けたいと思っています。いつか、ラジオシティーミュージックホールのダンスカンパニー「ロケッツ」のダンサーとしてステージに立ってみたいです。

─私にとってニューヨークとは

初めてニューヨークを訪れたのは20歳の時です。なんだか突然ニューヨークに行かなきゃと思い、すぐに手続きをして一人旅をしたことがきっかけでした。初めてタイムズスクエアの階段から景色を見た時、自分の空間が止まったように感じました。今でもあの時の音や人の動き、なんて自分は小さい人間なんだろうかと感じたことは今でも忘れられません。

また、初めてのダンスレッスンもとても印象深いものでした。不思議ですが、その時に踊った振り付けがどうしても忘れられなくて心に残っています。一緒に踊ったダンサーたちの迫力やエネルギー、全てにおいて圧倒されました。

それと同時に「かっこいい!すごい、なんだこれは!」と、とても感動したことも覚えています。表現力が本当に素晴らしくて、この時以来、私はここで踊りたいと強く思うようになりました。そして現在、私もダンススタジオで彼らに負けないよう、日々挑戦しています。毎回刺激がたくさんのダンサーと一緒に踊れることが心から幸せです。彼らと一緒に舞台に立てるように日々精進し続けます。

宮口えりか Erika Miyaguchi

福井県出身。日本女子体育大学(舞踊学専攻)卒業。東京ディズニーシーでショーのダンサーや女優として活躍。2022年よりダンス留学で拠点をニューヨークへ移す。現在は、ブロードウェーダンスセンターと、ステップス・オン・ブロードウェーでレッスンに励む毎日。好きな場所はセントラルパーク。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1250

ダウンタウンブルックリンの魅力

ウィリアムズバーグ地区やグリーンポイント地区、ダンボ地区など、ブルックリン区の有名地域に続いて近年開発が進んでいるのがダウンタウンブルックリン地区だ。高層コンドの建築が進むなか、大学や独立系のショップもあり、ローカル感も楽しめる人気のエリアだ。