美容外科クリニックがミッドタウンにオープン

さまざまな美容外科クリニックが集まるニューヨーク。中でも、ミッドタウンに新たにオープンした「ウィリアム・ラオ・MD」は、在米日本人も安心して訪れることができる日本人フレンドリーなクリニックだという。最新設備もそろう同クリニックの魅力とは?


ミッドタウンの44丁目にある美容外科クリニック「ウィリアム・ラオ・MD」では、美容外科・形成外科医のDr.ウィリアム・ラオによる確かな外科技術と懇切丁寧な対応が評判だ。

同院は今年11月、セントラルパーク近くの72丁目に構えていた以前のクリニックから、グランドセントラル駅近くの高層ビルに移転。新クリニックは旧クリニックの倍以上となる5000スクエアフィートの広さを誇り、2つの手術室、2つの処置室を併設する。夜には窓から美しい夜景を一望できるのも、同院ならではの魅力だ。

さまざまな人種を手掛けてきた症例と実績

美容整形の先進国である米国と台湾で医師免許を保有するラオ先生は、米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部卒業後、ウィスコンシン、ニューヨーク、台北の医院などで10年以上のキャリアを積み、二重まぶたや鼻形成術、フェースリフトなどの顔面整形をはじめ、豊胸、脂肪吸引、産後の体型改善といった全身におよぶ幅広い施術を得意としている。

また「人種のサラダボール」と呼ばれるニューヨークで数々の患者を見てきたことにより、人種によるニーズの違いも熟知しているのも強みだ。

「『鼻を高くしたい』というアジア人の方に対して、白人の方は『大きすぎる鼻を小さくしたい』というように、人種によって施術内容は全く異なります。そんな中でアジア人の患者さんを数多く手掛けてきた経験と知識があるので、安心して施術を受けていただけます」。

人種や性別、年齢を問わず豊富な症例を持つラオ先生の元には、市内はもちろん、ボストンやロサンゼルスなどの州外から来る患者も多いという。

また施術メニューは、相談次第でフレキシブルに組み合わせることができ、一人一人の希望に合わせたオーダーメイドの施術が可能。予算を事前に伝えておけば、「知らぬ間に有料オプションを付けられていないだろうか……」といった心配も不要だ。

日本語での悩み相談もOK

岡山県に1年間住んだことがあるというラオ先生は、日本人への理解も深く、その親切でフレンドリーな人柄から日本人との親交も深い。

さらに最新治療器「サーマクールFLX」を使用したたるみ治療、「クリアブリリアント」によるレーザー治療などを担当してくれるのは、日本人の辻奈央先生というのも心強い。

言葉や文化が壁になりがちなニューヨークの地で、日本人でも顔や体型の悩みについて気軽に相談できるのは安心だ。しかも、手術後のアフターフォローは何度でも無料で受け付けてくれるため、「腫れが引かない」などの術後の不安があればいつでも駆け付けOKというのも助かる。

さらに「ケアクレジット」を利用したカードローン払いや学割、モニター価格なども適用してくれるため、料金面でも良心的といえる同クリニック。初回のカウンセリングも無料なので、悩みがある人はぜひ一度クリニックに訪れてみてはいかがだろうか。

 

 

Dr. ウィリアム・ラオ M.D.

台湾出身。
2008年、ジョンズ・ホプキンズ大学医学部卒業。
13年には東京大学医学部へも留学。
その後、ニューヨークや台北などの医院での勤務を経て、19年、ニューヨークで自身の形成外科クリニックを開業。
プライベートでは2児の父。


クリニックを覗いてみよう!

32階にある同クリニックは、どの部屋からも窓一面の摩天楼が臨めるのが特徴だ。マンハッタンでも随一の広さが自慢の院内の様子をチェックしてみよう。

エントランス

広々とした待合室はリラックスできる空間。ドクターだけでなく、日本人の受付スタッフもいるので安心だ


手術室

院内にある2つの手術室からはミッドタウンの摩天楼を見渡せる。緊張をほぐしてリラックスして手術に臨めるのが魅力

 

難易度の高い高度な手術も数々手掛けるドクターラオ。傷跡が残らない技術に定評がある


カウンセリング&処置室

最新機器を使用したレーザー治療などは、エンパイアステートビルを眼前に臨めるぜいたくな空間で行われる


回復室

全身麻酔を使用した術後には、テレビが備えられた回復室で安全な歩行が可能になるまでゆっくり休める


休憩室

付添人も使用できる休憩室も。コーヒーが飲み放題なのもうれしい

 

WILLIAM LAO, M.D.

535 5th Ave., 32 Fl.
TEL: 929-505-2060
WEB: doctorlao.com
※カウンセリング受付は平日午前10時〜午後5時

 

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