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自宅で高級店の味! お刺身デリバリー頼んでみた from OP Fish Market

今年のホリデーシーズンは、友人と派手なパーティーを開催する代わりに、自分にとって極上の「ごほうびディナー」を自宅で楽しみたい——そんなことを考えていた編集部に、「高級刺身の自宅配達サービス」なる情報が舞い込んできた。「初花」や「饗屋(Kyo Ya)」といったニューヨークの高級すし店に、長年にわたりネタを卸してきた「Ocean Providence(OP)」の傘下において始められた、新しいサービス。「刺身の配達とは?」と思いつつ、欲望のままに好きな刺身をオーダーしてみた。

 

すぐに食べられる親切仕様

届けられた保冷バッグの中には、丁寧に包装されたネタが紙のボックスに入っていた。それぞれのネタは刺身やすしとしてすぐ味わえるよう、きれいな切り身状態(さく)になっている。光沢を放つ、みずみずしいネタの数々は、包丁を入れればスッと身が離れていく。編集部の拙い包丁さばきで切り分けても、十分食欲をそそる見た目。さすが高級ネタ!

鮮度抜群!

気になる味は、まさに最近食べる機会が限られている、すし店のもの! 柔らかく甘い中トロは、口に入れた瞬間ホロリと溶ける。ブランジーノ(ヨーロッパスズキ)の滑らかな食感も、アラスカ産イクラのプチプチした弾力も申し分なく、北海道産ホタテにはスタッフ一同「甘い!」と大歓喜。これは白米が何杯あっても足りない。シンプルに酒のさかなにして、そのものの味わいを堪能するのも良いだろう。

持ち運びやすい、取っ手ありの保冷バッグ

 

さく(刺身にしやすい切り身)になったネタは薄紙に包まれている

 

脂の乗った高級ネタは垂ぜんもの〜!

 


購入元はこちら・・・ OP Fish Market

 

 

1980年から新鮮な魚介類をアメリカのすし店に卸す「Ocean Providence」傘下で、一般家庭向けに始まった配送サービス。オンラインから注文可能。10種以上の海鮮だけでなく、のり、ガリ、ワサビなどのすし・刺身にかかせないアイテムや、ネギ、オオバなどの野菜も合わせて販売中。注文は50ドル分からで、100ドル以上の注文で配達は無料! 現在の対象エリアはマンハッタン区内。

opfishmarket.com

 

 

 

 

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