Page 14 - NY Japion
P. 14
NYで奮闘する 若者に直撃インタビューニューヨークで奮闘する若者たち。 その新しい発想、夢に向かって走 る姿は私たちを常に刺激する。 今、輝いている若者に熱い思いを 語ってもらい、また上司からの応 援メッセージも聞く。晴香ブラウンさん 「by boe」セールスアカウントエグゼーフの会社が、ある展示会 とうれしかったです。 ――今後の目的は? に出展したときに、「byboe」 ――この仕事の楽しさは何 自信がついたら独立しクティブ――どんなお仕事ですか? ールをお送りして、来てい日本のセールスを探していないかと聞いたら、後ですぐ連絡が来て入社できました。自分で売り込んだとはいえ、後先考えずに行動したので、本当にこれでいいのかと考えましたが、勢いときっかけってとても大事で、チャンスがあるならやるべきと思い決めました。 仕事上のミスで私と同 コンテンポラリー・ジュエリーの会社で営業をやっています。私は唯一の日本人スタッフなので主に日本人の顧客に対応していますが、欧米のセールスにも関わり始めたので忙しいです。ニューヨーク以外に、パリで年4回、ラスベガスで年2回開催している展示 かけは? すが、窓口である私が日本会のために、お客さまにメ 以前勤務していたスカ のお客さまの注文内容を 明確に伝えきれなくて、出 荷がキャンセルになったこ とがありました。言いたい ことははっきり伝えて強気 で進めるべきと反省し、重 要な事項は二重三重に確ただき、商談して商品を販 売します。常にネットやS NSを利用して、新規開拓 も行っています。昔から大 好きなブランドだったの で、自分の好きなものを売 るという私には最高の仕事 です。――仕事での失敗は? ――「by boe」に入ったきっ スカーフ会社でのことで僚が呼ばれた時に、私は状 況を把握していないのに、 まず謝罪して今後の改善 策を述べました。でも同僚 は「私は悪くない」と自分の 防御から入ったので、ボス は私のミスだったと判断し てしまいました。後で調べ たら私のミスではなかった んですが、あとの祭り。謙遜も出展していて、社長兼デ ですか? ザイナーのアニカさんに、 毎回展示会に出展してて、自分が好きなブランド や頑張っているブランドを サポートし、最終的には展 示会のオーガナイザーとし て携わりたいです。日本で は、ブランドを集めて展示 会をまとめる会社にいまし たが、ブランド側の視点も 知らずに関わっていたんで す。今はその視点も見え始 め、人脈も作っているとこ ろなので、いつか自分でオ ーガナイズしたいです。認するようになりました。 したりお互いを思いやる日「by boe」に入社後、ある展示会に、そのお客さまも招待したら、来てくださった上に注文もいただいたんで れを持ち続けると評価し す。あんなミスをしたのに、 てもらえないです。いると、バイヤーだけでな くや他にブランドの出展 者、展示会のオーガナイザ ーなど、普段出会えない人 と出会って友達になり、人 脈が広がっていくのが一番 楽しいですね。 ――仕事で文化、習慣の違 いを体験したことは?本人のいい文化は忘れずに いたいと心掛けています が、アメリカでは、仕事でそ者の日常チェック!若者彼らは日常をどうやって過ごしているのか。 仕事場、オフの姿を追う。年に2回開催す るサンプルセー ル で は 、企 画 か ら当日の準備ま ですべてを担当 し て い る 。去 年 のクリスマスセ ールは大盛況だ った天 井 が 高 く 、明 るい光が差し込 むブルックリンの オフィス。スタッ フは和気あいあ いとした雰囲気 でとても仲がい いそうだ晴香ブラウンさん■「H.P.FRANCE」が運営するアパレル合同展示会 「rooms」での運営アシスタントとして勤 務後、2011年に来米。16年6年より現週末、友人たち とアップステート に ハ イキング 。 休日には都会の けんそうから離 れて、緑いっぱ いの自然に囲ま れた郊外に出 掛 け て 気 分 転換をする推薦者のことば「by boe」オーナー& デザイナーAnnika Inezさん晴香のおかげで、私もう ちの会社で最も重要な日 本 の マ ー ケ ット を 掘 り 下 げて、クライアントの性質 やテイストを理解できるよ うになりました。彼女は何 事にもきめ細かい仕事を してくれて、とても助かっ ています。職。www.byboe.comFriday, January 13, 2017|Vol. 898|14 INTERVIEW