Page 14 - NY Japion
P. 14
若若者の日常チェック!Friday, October 7, 2016|Vol. 885|14 INTERVIEW彼らは日常をどうやって過ごしているのか。 仕事場、オフの姿を追う。「FCI News C a t c h ! 」で 、グ ルメ、音 楽 、観 光情報などをレ ポートしているアレックス・ヨークさん■マンハッタン 生まれ。イェール大学日本文学科卒業 後、音楽活動を開始。2012年から「FCI News Catch!」のリポーター。fujisanke i.com/alex-york、Alexyork.com曲 作りからボー カル、演奏まで、 ミュージシャンと しても日米両国 で幅広く活動中休日には自分で 点てたお茶を楽 しんでいる。子 供の頃に茶室 で茶道を体験したという本格派推薦者のことば「FCI News Catch!」ディ レクター生粋のニューヨークっ子 な の に 、日 本 人 よ り も 日 本への愛が強くて、ハッと させられることの連続で、 唯一無二の存在。音楽 活動やリポーターとして、 そのユニークなキャラクタ ーを国の垣根を越えて発 揮し続けて欲しいです!荒井琢呂(たくろ)さん10NYで奮闘する  若者に直撃インタビューニューヨークで奮闘する若者たち。 その新しい発想、夢に向かって走 る姿は私たちを常に刺激する。 今、輝いている若者に熱い思いを 語ってもらい、また上司からの応 援メッセージも聞く。アレックス・ヨークさん FCIリポーター/ミュージシャンを、自分の言葉で表現する かったと思うことは? ので、事前にこういう味の   レポーターとミュージシ 時はどう表現したらいいか ャンの両方の仕事ができる人々に喜びを伝え、リポー ターとして視聴者を喜ば せる、世界にとってプラスに なる活動をしたいです。4 年後には東京オリンピック があるので、海外と日本の 架け橋になる活動ができ たらうれしいです。 年後 は日本とここに自宅を持っ て、うな丼が食べたくなっ たら日本に行き、ベーグル が食べたくなったらニュー ヨークに、というように自 由に行き来できる生活が したいですね(笑)。――ニュース情報番組「FCI ても起用されました。子供 News Catch!」でリポータ の頃からファミコンや武士とディレクターに聞いて勉 強しています。食べ物関係 は擬態語が多く、ラーメン を「ズルズル」すするや麺がときが一番うれしいです。 そういう意味でも、「ラーメ ンファイルズ」のコーナーに 自分の音楽が使われて、リ ポーターとしても参加し、 やりたいことが融合した時 はうれしかったです。また FCIのリポーターになっ たおかげで、X JAPAN や八代亜紀さんなどの尊 敬する大物ミュージシャン と会えてすごく感動し、た くさん刺激を頂きました。ーをされていますが、その「シコシコ」している、といっ た言葉も覚えました。 ――レポーターの仕事の難きっかけは?道に興味を持ち、毎日日本 語を勉強していたのが役に立ちました。 しいところは?  大学卒業後すぐに音楽 活動を開始して、TV番組 のBGM制作などをやって いましたが、FCIの「ラー メンファイルズ」というコー ナーに参加することにな り、自作の曲がその主題歌 に選ばれ、リポーターとし――リポーターの仕事と  始めた頃は日本語がスムーズに出ず、詰まったり、言い間違えたり言い淀んだりして、やり直しになって、スタッフに迷惑をかけました。文法の間違いで恥 ――音楽活動はどんなこと ずかしい思いをしたことも をやっていますか? あります。最初のワンテイ   自分の楽曲、他のアーテ クでバッチリ決めることを ィストに提供する曲、映画 目指し、日本語は毎日勉強 のBGMの制作もします。 しています。また予測でき 音楽活動やテレビ活動の ないことが起こることも多 ために頻繁に日本に行ける く、台本では「きょうは晴れ ようになったのでラッキー ていていい気分です」とあ です。リポーターとして経は?  食や旅行のレポート、ミ ュージシャンへのインタビュ ーなど幅広くやっていま す。台本はありますが、食のレポートでは、食べた感想るのに、急に雨が降ってセリフを変更、といったことはよくあるので、臨機応変にやっています。――この仕事をしていてよ   ミュージシャンとして験を積んだことで、どれも 自信を持って挑戦できてい ます。 ――今後については?


































































































   12   13   14   15   16