Page 14 - NY Japion
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若若者の日常チェック!若者彼らは日常をどうやって過ごしているのか。 仕事場、オフの姿を追う。PRとして、宣伝 用の資料や販 売促進ツールの 作 成 、メ ー ル 対 応など、デスクワ ークも多くこなす15 12日本で積み上げた丁 寧 な接客をするいずみは、 お客さまを思いやる気持 ちが強い。高いコミュニ ケーション能力が必要と なる取 引 先との 交 渉 現 場でも細かい対応をして くれます。自身を磨こうと する姿勢も高いです。店舗で、ネックレ スの説明してい る様子。ジュエリ ーのコンセプト や素材について もしっかり把握し ている休みの日にはフ ェスやライブに 行き、日本では 味わえない大規 模なスケールや 音を楽しむのが 趣 味 。写 真 は 5 月に行われた 「EDC New York」の会場で推薦者のことばH.P.F NY Inc.副社長 Joao Santosさん堀越いずみさん■東京都出身。青山 学院女子短期大学家政学部家政学科 卒。文化服装学院を卒業後、2012年4 月にHPF株式会社入社。昨年12月から H.P.F. Christopher勤務。Friday, July 15, 2016|Vol. 873|14 INTERVIEWNYで奮闘する  若者に直撃インタビューニューヨークで奮闘する若者たち。 その新しい発想、夢に向かって走 る姿は私たちを常に刺激する。 今、輝いている若者に熱い思いを 語ってもらい、また上司からの応 援メッセージも聞く。堀越いずみさん アッシュ・ペー・フランス(HPF)クリストフその逆もしたいという思い をずっと持ち続けていまし た。 ――ニューヨークで働くこ とになったのは?します。例えばジュエリーの 世界観やブランド、作家の バックグラウンドについて もお伝えしています。ジュエ リーの他、日本の骨董品の お皿や、グリーンポイントあります。日本では新商品 が入荷する度に、勉強会が ありますが、ここでは自分 だけが頼り。商品に関して 熟知して、しっかり自分で 学ぶようになりました。 ――今後の目標は?ァー・リードセールスアソシエイト/PR ――この仕事に就いたきっ 結び付ける職業に就きた  海外で働きたいという希望はずっとあって、社内の のお茶「ベロック」なども販 海外研修制度に自己推薦 売しています。 で応募しました。2014 ――仕事の楽しさは? 年の秋にニューヨークで、   やはり、お客さまに喜んかけは? いと思っていました。またフ   高校生の時、友達がとて ァッションが好きだったの もすてきなジュエリーを着 で、ファッション系の専門学 けていて、それが「アッシュ・ 校で学んだ後に、海外にも  お店の認知度を上げ、遠 方の方にも足を運んでもら えるような存在にしたい。 また日本に異動になること があったら、ここでの経験 や、吸収した知識を生かしペー・フランス(HPF)」のものでした。そして青山の店舗に連れて行ってもらったのが最初の出合いです。 て経験を積みました。販売1週間ほど会社と縁のあるジュエリー作家やお店を周るという経験をしました。そして、 年3月にニューヨークに店をオープンすることを知り、研修旅行の結果報告で一生懸命アピールして、来させてもらうことになり、昨年の 月から働いています。――お仕事内容を教えて ていただくことができまし ください。 た。英語での接客を評価し  私は幼少の頃、メキシコ とイタリアで過ごしたの で、いつかは日本と海外ををしながら、海外から買い 付けてくるジュエリーを日 本で広めるのはもちろん、ですが、先日、ネックレスを 買われた方と会話が弾み、 購入後にお店のノートに拠点を置くHPFに入社 し、ジュエリー部門の「ビジ ュー」事業部で販売員とし  接客とお店のPRを担 ていただいたので、とても 当しています。商品をただ うれしかったです。 見せるだけでは、ジュエリー ――失敗はありますか? の良さは全て伝えられませ   商品に関して、徹底的に ん。商品も日本やヨーロッ 把握していなかったことが パ、アメリカの作家のジュエ あり、お客さまに指輪だと リーを扱っているので、各ブ 思っておすすめしたら、実 ランドについて詳しく説明 はイヤリングだったことがでいただけることです。日本語でも、商品の説明をして魅力を知っていただき、喜んでいただくのは簡単で て海外と日本の窓口になり はありません。海外ではさ たいです。 らに難しいと思っていたの「接客が最高だった」と書い


































































































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