今夜はジャズな気分

#2『Smalls Jazz Club』ー 粋のいいジャズを気軽に楽しみたいならばこの店

ジャズの聖地・ニューヨーク。毎晩この街のどこかで、ベテランから新人まで多くのアーティストが熱いセッション繰り広げる。老舗や隠れた名店などがひしめき合うこの街で、ジャズが聴けるおすすめスポットをジャズドラマーの三上麟太郎さんが案内する。


粋のいいジャズを気軽に楽しみたいならばこの店

今回紹介するクラブはスモールズ・ジャズ・クラブ。1994年から営業を続ける同クラブは、「ニューヨークジャズを聴くならここ!」というべき超有名店。カジュアルな雰囲気が漂い、気軽に演奏を楽しみたいという方におすすめだ。ニューヨークを拠点に活動するミュージシャンが多く出演し、迫力ある演奏を楽しめる。深夜には毎日ジャムセッションが行われ、音大生からプロまで幅広いジャズミュージシャン同士が交流しながら切磋琢磨する場所にもなっている。その様子を覗いてみるのも、一つ違ったニューヨークの一面を体感できるでしょう。毎日、異なる2組のバンドが2セットずつ演奏を行なっている。ドリンクのみの提供。

 

/三上さん注目のライブ情報/

Ari Hoenig Trio

4月29日(月)

午後7時30分〜/9時〜

ニューヨークを拠点に活躍するドラマーのアリ・ホーニグが気鋭のメンバーと組み、白熱のセッションを披露する。

 

Smalls Jazz Club

183 W. 10th St.

smallslive.com


三上麟太郎rintaro-mikami.com

1995年、東京都生まれ。ジャズドラマー、パーカッショニスト、作曲家。21歳で渡米し、ニュースクール大学を卒業後はニューヨークを拠点に活動。2023年9月には自身初となるリーダーアルバム『First Fish』をリリース。Canopus Drumsのエンドーサーを務める。

               

バックナンバー

Vol. 1293

こだわりいっぱい 町のお肉屋さん

地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。

Vol. 1292

デザイナー・Sayaka Tokimoto-Davisさんが案内! 最新おしゃれ「ダンボ」

ニューヨークを拠点に「SAYAKA DAVIS」を立ち上げ、日本と米国でデザイナーとして活躍するSayakaさん。洋服だけに限らず、ジュエリーやアートなど、止まることを知らない物作りへの情熱と、アーティストを応援する地元コミュニティーへの愛…。そんなSayakaさんに、ご自身のブランドとブルックリン区ダンボ地区への思い、そしてお気に入りスポットを語っていただきました。

Vol. 1291

4月22日国際アースデー 今こそ立ち上がろう環境保護サポート

4月22日はアースデー。それは、地球が直面する深刻な環境問題に注目を集め、行動を起こすことを目的とした日。気候変動や海面上昇、異常気象などがますます深刻化する今、この日に合わせて世界各地でさまざまな団体や企業がその危機に歯止めをかけるためのアクションを起こしている。この機会に改めて、今向き合うべき環境問題について考えてみよう。

Vol. 1290

私たち、なことてま

気になる企業を深掘りする連載企画。今回はパークサイド・デンタル&インプラント・センター のフィリップ・カン先生とグローバル・ファティリティ・アンド・ジェネティクスの不妊治療コーディネーター 岡本朋子さんにインタビュー。