お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
編集部員がアートを巡る連載エッセイです。
編集部員A
■外国語学部を卒業し、写真専門学校へ。某新聞社系出版社の写真部を経て、フリーランスのカメラマン兼ライターに。現在、弊紙編集部で書いて撮って編集を担当。趣味は映画と犬の散歩。食べること、飲むことが大好き。
冒頭から白状しておくが、筆者はファッションにかなり疎い。フォトグラファーという職業柄、着る服は動きやすくシンプルなものに走りがちだし、寒がりなので、冬は着膨れしようが構わず保温性を重視する。
そんなこともあり、先日ファッションの祭典「メットガラ」がメトロポリタン美術館(MET)で開催されるファッション展のオープニングイベントだということを初めて知った。芸能人がドレスコードにのっとり、ただレッドカーペットを歩くだけの派手なお祭りかと思っていたが、メインはこちらの展覧会だという。
METの正面玄関から右へ進み、古代エジプトコレクションをくぐり抜けると、そのファッション展にたどり着く。壁には「In America: A Lexicon of Fashion」と書かれ、アメリカンフラッグと洋服が飾られている。展示名を訳すならば「アメリカのファッション辞典」といったところか。
昨年は「時間について」、その前は「キャンプ」「天体」「川久保玲」と具体的なテーマを設定する年もあるが、今年はアメリカのファッションを、大きなくくりで捉えるという。展示の冒頭には公民権活動家ジェシー・ジャクソンの言葉が引用される。
「アメリカはキルトのような国である。たくさんの継ぎはぎ、色、大きさの布が、すべて一緒くたにまとめて織られているのだ」。
多様性の象徴ともいえるアメリカという国家を、ファッションの視点から捉えるというこの企画。服に頓着がなくとも楽しめそうな気がしないだろうか。次号は地下エリアに降りて、展示を深掘りしていく。
メトロポリタン美術館
1000 5th Ave.
TEL: 212-535-7710
metmuseum.org
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