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今回は、NetflixとAmazon Prime Video作品を。
©︎ NETFLIX
【キャスト】ヴィオラ・デイヴィス、チャドウィック・ボウズマン、グリン・ターマン、他
【監督 】ジョージ・C・ウルフ
【プロデューサー】デンゼル・ワシントン、トッド・ブラック、他
【上映時間】94分
〈あらすじ〉
マ・レイニーとバンドメンバーは、スタジオでレコーディングを行う予定だった。マ・レイニーがいつものように遅れている間、野心あふれる若きトランペッターのレヴィーは、曲を勝手にアレンジしたり、自作の曲をプロデューサーに売り込んでいた。
< 解説&見どころ >
1920年代のシカゴを舞台に、「ブルースの母」と称される実在の歌手、マ・レイニーとバンドのレコーディングスタジオで起こった一日を描いた作品。傲慢(ごうまん)だが歌うと誰もがひれ伏すマ・レイニーを見事に演じたのは、映画「ダウト あるカトリック学校で」でアカデミー助演女優賞を獲得した演技派のヴィオラ。共演のチャドウィックは、本作でプロデューサーを務めたデンゼルが留学費用を援助したという逸話も。昨年、大腸がんにより43歳の若さで亡くなり、本作が遺作となった彼の熱演は、今年のアカデミー賞で助演男優賞にノミネートするのでは? といわれている。劇作家オーガスト・ウィルソンの戯曲の映画化だけあって、演劇好きにはうれしい作品だ。
©️Amazon Studios
【キャスト】キングズリー・ベン=アディル、イーライ・ゴリー、オルディス・ホッジ、レスリー・オドム・Jr.、他
【監督 】レジーナ・キング
【原作・脚本】ケンプ・パワーズ
【上映時間】114分
〈あらすじ〉
活動家のマルコムX、ボクサーでモハメド・アリと改名する前のカシアス・クレイ、アメリカンフットボール選手で俳優のジム・ブラウン、歌手のサム・クックが一堂に会したマイアミの夜。楽しく酒を飲むはずが、いつしか話題は公民権運動へと変わっていく…。
※USアカウントを持つ人は、日本語字幕、吹き替え版で視聴可能
< 解説&見どころ >
映画「ビール・ストリートの恋人たち」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、昨年はドラマ「ウォッチメン」で主役を演じ話題となったレジーナ・キングが監督・プロデューサーを務めた。「This is Us」などドラマ監督の経験はあるものの、映画監督は今回が初。1962年、黒人の有名な4人が集まったある一夜の出来事を描いた本作はもともと、2013年に上演された舞台の映画化。根強く残る黒人差別と向き合う4人の姿は、今とそう変わらないのだと改めて考えさせられる。サム・クック役のレスリーは、ミュージカル「ハミルトン」でトニー賞の主演男優賞を受賞した実力派。同作品で、名曲「A Change Is Gonna Come」を熱唱するシーンは涙を誘う。
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この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。
漫画やアニメは米国でも日本のカルチャーのパワフルさを感じる貴重なコンテンツでもある。本号ではこれから公開を控えるアニメや今後注目のアニメや漫画のイベントについて紹介する。