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ついに最終日となった2020年。おうちにいる時間が例年以上に長かった今年に大活躍したのは、ストリーミングサービスでしたよね。
そこで、オススメの作品をストリーミングサービスごとに改めてご紹介します。
今回は「Netflix」から5作品をピックアップ!
ドラマ編
エミリー、パリへ行く
(原題: Emily in Paris)
〈あらすじ〉
シカゴで働く主人公のエミリー・クーパーは、上司が急に妊娠し、代理としてパリのマーケティング会社で職を手に入れる。
憧れの街、パリで夢の海外生活を開始したエミリーだが、フランス語が全く話せず、アメリカとフランスの二つの文化の違いにも悩み、同僚にもなかなか受け入られず苦戦していたのだが…。
〈 解説&見どころ 〉
原案・脚本・製作総指揮は、いまだ女性に根強い人気がある大ヒットドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のダーレン・スター。
主役のリリー・コリンズのかわいらしさや、華やかなファッションも見どころ。すでにシーズン2の制作も決定している。舞台となったフランスでの評判は微妙らしいが、それ以外の国では女性を中心にフランスへの憧れが高まり人気だとか。旅行に行けない今、行った気分で街を楽しんでみるのもアリかもしれない。
オザークへようこそ
(原題: Ozark)
<あらすじ>
シカゴで暮らすファイナンシャルプランナーのマーティ・バードは、裏の稼業として麻薬組織の資金洗浄をしていた。ある日、家族を連れて突然ミズーリ州のリゾート地、オザークへと移住。そこに取引先の組織が現れ、逃げ出すことが不可能な事件へと巻き込まれていく。
<解説&見どころ>
今年のエミー賞では、作品賞(ドラマ部門)、主演女優賞、男優賞、助演女優賞を含め18もノミネート。主人公が資金洗浄の仕事をしたことにより、家族がバラバラになっていく様をスリリングな展開で描く、王道サスペンス。
コメディー映画のイメージが強い、主人公を演じるジェイソン・ベイトマンが、監督、製作総指揮と、演技だけなくクリエーティブな面で才能を発揮。
ムービー編
ボーイズ・イン・ザ・バンド
(原題: The Boys in the Band)
< あらすじ >
友人の誕生日パーティーのために集まった同性愛者の仲間7人。初めは楽しくふざけ合っていたが、酒に酔って始めたゲームをきっかけに、それぞれが隠してきた秘密や感情が爆発。明るく始まったパーティーが、いつしか異様な空気に変わっていく…。
< 解説&見どころ >
劇作家マート・クロウリーによる、1968年のニューヨークを舞台にした作品。初演はオフ・ブロードウェーで迎え、同性愛者を巡る問題を正面から描いた事で評判を呼んだ名舞台。70年には、ウィリアム・フリードキン監督が「真夜中のパーティー」として映画化。2018年には50周年を記念して、リバイバル版がブロードウェーで上演。トニー賞で演劇リバイバル作品賞に輝いた。
今回の映画は、リバイバル版の出演者、監督、製作陣が続投。監督のジョー・マンテロをはじめ、ドラマ「Glee」などで知られる、製作総指揮を務めたライアン・マーフィー、出演者全員も、カミングアウトしている同性愛者たち。物語の時代設定は異なるが、彼らなりの苦悩がリアルに描かれている。
悪魔はいつもそこに
(原題: The Devil All The Time)
< あらすじ >
両親を幼い頃に亡くし、愛する祖母や義妹を守るためにオハイオ州の小さな田舎町に住む、青年アーヴィン。周りには、若い女性を餌食にする牧師や、殺人快楽にハマる夫婦、悪徳警官などが住んでいた。義妹が亡くなり、牧師の餌食になっていた事実を知ったアーヴィンは、教会に制裁へと向かうのだが…。
< 解説&見どころ >
主役のアーヴィンを演じるのは、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド。今までの爽やかなイメージを封印して、今回は孤独で影のある青年を熱演している。
エノーラ・ホームズの事件簿
(原題: Enola Holmes)
< あらすじ >
16歳の誕生日を迎えたエノーラ・ホームズは、朝起きると母親が行方不明になっていた。謎めいた暗号を残して消えた上、1人になったエノーラを心配した兄で名探偵のシャーロックらが訪ねてくるも、忠告を無視して単身ロンドンへ向かうエノーラ。そこで出会った青年のせいで思わぬ事件に巻き込まれてしまう。
< 解説&見どころ >
名探偵シャーロック・ホームズの妹、エノーラ・ホームズが活躍するナンシー・スプリンガー原作小説を映画化。新型コロナウイルスの影響で劇場公開から一転、Netflixが権利を獲得。主人公エノーラ役には、同配信サービスで人気の「ストレンジャー・シングス」で一躍スターとなったミリー・ボビー・ブラウンがおてんばで愛嬌ある主人公を熱演。