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<記事掲載日=2019年9月27日>
現在の日本の音楽シーンで絶対的な人気と存在感を放つ、頭はオオカミ、体はヒトの5人組が、今月16日に2回目のニューヨーク公演を敢行。ギターボーカルのジャン・ケン・ジョニーさんは、異国でのパフォーマンスに何を思ったのか?(編集注=究極生命体の言語を再現するため、本人の発言はカタカナで記載しています)
公式ウェブサイトの説明によると、マン・ウィズ・ア・ミッション(以下、MWAM)は19XX年に、狂気の天才科学者ジミー・ヘンドリクスが生み出した「究極生命体」。後に博士が冷凍封印したものの、温暖化が原因で2010年に封印が解け、再びこの地上に解き放たれた。
これだけ聞くと、一体何のコミックバンドの話かと思われそうだが、彼らは大真面目にロックミュージックの王道を行っている。力強いビートと、日英織り交ぜた歌声が、聞けばどこかに走り出したくなるような、自分の思いを叫びたくなるような、そんな荒々しい衝動を、観客の心に叩きつける。
ロックの魔法を現代に
今回のツアーで引っ提げたのは、自身の通算5枚目のアルバム「チェーシング・ザ・ホライゾン」。音楽制作の根底にあったのは、ロックミュージックへの憧憬(どうけい)だ。
「僕ラニトッテ、『ロック』ハ、何デモデキル、魔法ノジャンル。世界中ノ心ヲ離サナイ、巨大ナジャンル『ダッタ』ンデス」とジョニーさん。しかし同時に、昨今のビルボードランキングを騒がせるポップミュージックと比較すると、今のロックは「元気がない」ように感じていたそうだ。
「僕ラハ、イマダ、ロックノ魔法ガ解ケタトハ思ッテナイ。デハ、僕ラガ鳴ラス『ロック』ハ、ドウヤッタラ、モウ一度、世界中ノ人々ノ心ニ届クノカ。自分タチノ心ヲ震ワセルノカ。ソウ思イナガラ作ッタ1枚デス」
ゴールの見えない、まさに地平線を追いかけるような気持ちを胸に、海を越えて北米にやってきた。
気さくに取材に応じてくれた、ギターボーカルのジャン・ケン・ジョニーさん
異国の地のケミストリー
MWAMを知らないアメリカの人々のリアクションは、非常に肯定的だと、ジョニーさんは言う。
「外見ガ普通ノ『バンド』トハ違ウカラ、笑ッテクレル(笑)。『コイツラ、メチャメチャ面白イジャナイカ』ト、興味ヲ持ッテクレマスネ」
そしてそれ以上に、ずっと応援している現地ファンの熱量はすさまじい。初訪問のテキサス州ダラスやメキシコでバンドを待っていたのは、観客からの「圧倒的な期待」。生演奏を待ち焦がれた観客の歓声で、演奏がかき消されたほどだ。
「今ノ時代ハ『ネット』デ検索デキルカラ、海外ノファンモ、スゴク想像力ヲ掻キ立テラレテイルト思ウ。ソレデ実際ニ、目ノ前デ僕ラガ演奏スルト、ソウイウ反応ニナルノカナ。現代ナラデハト言イマスカ。ウレシイデスネ」
地元プロモーターからは、「日本から来たどのアーティストより、観客との『ケミストリー』が生まれていた」と賞賛されたそうだ。2度目の公演だったニューヨークでも、バンドと一体となった観客の歓声が、その人気を裏付けていた。
オオカミ・イン・NY
前回のツアーは5年前、ニューヨークを皮切りに行われたが、今回はニューヨークがツアーの折り返し地点となった。5年前よりも滞在時間が長く取れたそうで、バンドの5人はセントラルパークでドラマ『フレンズ』のロケ地の噴水を見に行ったりと、思ったよりも普通にニューヨークを満喫。
街の様子を、ジョニーさんは、「相変ワラズ、エネルギッシュ。同ジ大都会デモ、東京トハダイブ質ガ違イマス」と話す。
「『アグレッシブ』ナ『バイブス』ヲ感ジマス。色ンナ人種ノ人ガ、当タリ前ノヨウニ自分タチノ言葉デ話シテイルノヲ見ルト、『(自分モ)コノ街デナニカ、ヤッテヤロウ』トイウ雰囲気ニ、ナリマスネ」
ジョニーさんはさらに「コノ外見ガ、案外『ナジム』街カモ」とニヤリ。これは3度目のニューヨーク公演が行われるのも、そう遠い未来ではなさそうだ。
(取材・文/南あや)
写真=酒井ダイスケ
【ニューヨーク公演を終えて一言】
5年ブリノニューヨークナノニ満員ノ会場ニ、感謝シカナイ。最高デシタ。
初見ノ方々モ多カッタノニ、ズット待ッテイテクレタノカ、熱気ト反応ガ半端ジャナカッタ。
Thanks so much New York! トニカク次ハ、モットスグニ戻リタイト思イマス! See you guyz again soon!
Tokyo Tanaka(ボーカル)、Spear Rib(ドラム)、Jean-Ken Johnny(ギターボーカル、ラップ)、
Kamikaze Boy(ベース)、DJ Santa Monica(DJ、サンプリング)の5人組。
2012年にシングル「distance」でメジャーデビュー。
昨年6月に通算5枚目のアルバム「Chasing the Horizon」、今年6月にシングル「Remember Me」を発売。mwamjapan.info
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