デザイナー・Sayaka Tokimoto-Davisさんが案内! 最新おしゃれ「ダンボ」
ニューヨークを拠点に「SAYAKA DAVIS」を立ち上げ、日本と米国でデザイナーとして活躍するSayakaさん。洋服だけに限らず、ジュエリーやアートなど、止まることを知らない物作りへの情熱と、アーティストを応援する地元コミュニティーへの愛…。そんなSayakaさんに、ご自身のブランドとブルックリン区ダンボ地区への思い、そしてお気に入りスポットを語っていただきました。
ニューヨークで奮闘する日本人たち。その新しい発想、夢に向かって走る姿は、私たちを常に刺激する。今、輝いている新人に熱い思いを語ってもらい、また推薦者からの応援メッセージも聞く。
――ダンスはいつから?
5歳からです。スキップができないほど運動神経の悪かった私を心配し、親がカルチャーセンターのダンス教室に通わせてくれたのがきっかけでした。私が得意とするサルサダンスは6歳から。当時、サルサのキッズクラスというのは、日本でまだまだ少なかった印象です。
――来米のきっかけは?
6歳で「ジャパン・サルサ・コングレス」というサルサの全国大会に出場したことをきっかけに、アジア人最年少キッズとして「LA・サルサ・コングレス」にゲスト出演させていただきました。その後も同大会には3度出場し、中学3年の時、マイアミで開催された世界大会「ワールド・ラテン・ダンス・カップ」の、アマチュア部門でアジア人最年少ダンサーとして初優勝しました。物心ついた頃から世界レベルの大会に出させていただいていたこともあり、米国でダンスを学びたいという気持ちが自ずと芽生えました。
――NYに決めたのは?
来米するまで毎年出場していたジャパン・サルサ・コングレスでは、海外からゲストが来日してパフォーマンスします。小学6年の時にNYで活動するダンサーたちのパフォーマンスを見て、彼らのように踊りたいと思ったんです。調べてみると「ペリダンスセンター」というダンススクールで彼らの指導を受けられると知り、そこで学ぶためにNY行きを決めました。
――苦労したことは?
運動神経が良くないので、新しいことを習得するのに時間がかかることを自覚していました。そのため、誰よりも努力しないといけない。そんな自分を受け入れて頑張ってきたつもりでしたが、米国に来てラテン系の人々の体付きや動きが自分と全く違うことを思い知らされました。サルサのルーツはキューバで、毎晩自宅でサルサパーティーをする彼らにとっては、なじみのある音楽です。一方、香川の田んぼに囲まれた家で育った私とは、遺伝子レベルで違います。努力でどうにもならない壁があることが本当に辛かった。けれど、自分にしかできないこと、例えば手先まで気を使って繊細な踊りをすることや、ペアの人の力の入れ具合を感じ取って合わせられることなど、人とは違う得意分野で勝負しようと。自分を受け入れて、良いところを自覚することで成長できたと思っています。
――今後の目標は?
今年、4位入賞した「ザ・サミット・チャンピオンシップ」という世界で最も大きなサルサの大会で優勝するのが夢です。また現在、所属している「クカラ・ダンス・カンパニー」でインストラクターとして働きたい。一方、サルサだけでなくコンテンポラリーやインプロなど他ジャンルのダンスを通して自分を表現していきたいとも考えています。アイデアを大切にし、正解がない分野で良いものを作っていきたい。そして、現実的にはまだ厳しいかもしれませんが、親にちょっとずつ恩返しできればと思います。
宮地穂乃果さん
1998年生まれ。
2015年「ワールド・ラテン・ダンス・カップ」アマチュア部門で優勝。
18年に来米しペリダンスセンターを卒業。
クカラ・ダンス・カンパニー所属。
honokamiyaji.com
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