We Love New York♡ ニューヨークを良くしたいっ!
ニューヨーク地下鉄構内から始まった「サブウェイセラピー」。今ではニューヨークのみならず、ヨーロッパや日本でも開催されるなど、その活動は世界に広がっています。今回はその主催者でありアーティストのマシュー・ チャベス氏にお話を伺いました。
困難に立ち向かい、今を全力で生きる日本人ビジネスパーソン。名刺交換しただけでは見えてこない、彼らの「仕事の流儀」を取材します。
※これまでのビジネスインタビューのアーカイブは、nyjapion.comで読めます。
撮影現場にケータリングを届ける伊澤実佐子さんのクライアントリストには、「ティファニー」「ラルフローレン」など誰もが知る有名ファッションブランドが名を連ねる。
「特に大きな野望を持ってニューヨークに来たわけではないんです。まさか従業員を抱える会社に成長するなんて、想像もしていなかったですね」と伊澤さん。
もともとファッション雑誌の編集者だった伊澤さんは、当時フリーランスでシングルの身だったこともあり、「良いことは自由なことぐらいなのに日本に留まっている必要はない!」と39歳で来米。「せっかくならアメリカでビジネスをしてみよう」と一念発起した。全くの異業種であるケータリング業に目を付けたのは、編集者ならではの直感だろう。
徹底してきたのはクライアント目線
ニューヨーカーはアメリカ国内でも屈指の健康意識が高い人種だ。特にファッション業界ともなると食へのこだわりはさらに強く、ケータリングとはいえ、ビーガン、グルテンフリー、デイリーフリーのリクエストは当たり前。ケトジェニックダイエット(糖質制限)、ナイトシェードフリー(ナスやトマトなどナス科の野菜を控えるダイエット)といった複雑な注文への対応力も求められる。
「人が口にするものですから、レシピ考案や調理は注意深くしなければなりません。ちょっとしたミスが人の健康に影響を及ぼしてしまう可能性もあるので」。
アメリカ人の食習慣の研究は日々欠かさず、どんな要求にも応える。メールの返信は10分以内に、とクライアントファーストを掲げる理由は、「ケータリングを依頼するプロデューサーの立場がわかるからでしょうね」と伊澤さん。
「撮影現場はプロデューサーが決断しなければいけない事がたくさんあります。そんな現場でせめて食事のことくらいはスムーズに進めさせてあげたいと思うんです」。
従業員には「『実佐子はイエスと言い過ぎだ』と文句を言われることもある」と笑うが、日本人ならではのおもてなしの心をモットーに掲げる伊澤さんだからこそ、多くの大手企業からの依頼が絶えないのだろう。
新たな景色に向かって次なる挑戦も
コロナ禍では、これまでのビュッフェスタイルから個別のお弁当スタイルにするためオペレーションの変更や想定外の費用も発生したが、伊澤さんの手腕と持ち前の粘り強さで乗り切ってきた。
設立当初は、買い出し、調理、配達と身一つで駆け回っていたが、今では15人のチームを率いるほどに。日本の常識が通用しない異国の従業員に頭を悩ませながらも、移り気なニューヨーカーの嗜好をくみ取るにはアメリカ人従業員の率直な意見が必要不可欠だという。
深夜3時30分からの仕込みのため、この数年間は毎日夜明け前に起床するという体力的にもハードな仕事だが、「ずっと寝不足ですね」と語るその表情は晴れやかだ。
春にはブルックリンで初のレストランのオープンを控え、新たな挑戦に向けてますます忙しさが増す伊澤さん。「プライベートの時間はほぼないんです。でも大変ですが学ぶことも多いです」と笑顔を見せ、今日もまた美味しい料理をクライアントの元に届けるために街を奔走する。
伊澤実佐子さん
「shiki nyc」代表取締役社長
来米年: 2015年
出身地: 東京都
好きなもの・こと: 旅行
特技: 力仕事
1976年生まれ。
ファッション編集者として数々の女性雑誌に携わる。
その後、集英社『Marisol』の専属ファッションエディターを経て、マレーシア、シンガポールで暮らす。
2015年にNYに移住。
翌年、ケータリング会社「shiki nyc」を創業。
ヘルシーなアジアンフュージョンメニューが口コミで評判。
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