大学進学を考える 日本と米国、二つの国で学び暮らす選択
コロナ禍を経験して社会は大きく変わった。日本社会も例外ではない。未来を見据えて、グローバルな大学進学の選択肢の一つとして、米国と日本で自分たちのルーツを生かす学びについて掘り下げる。
ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことや、まだあるお気に入りスポットを紹介する当コラム。新型コロナウイルスによる経済活動再開後は「番外編」として状況をアップデートします。今号は週末のプロスペクトハイツの歩行者天国を紹介。
Vanderbilt Ave.(ヴァンダービルトアベニュー編)
ウイズコロナの時代になって、さまざまなニューノーマルが生まれています。
ニューヨーク市内の経済活動再開がフェーズ2となった6月22日以降、飲食店やバーは屋外スペースのみ営業可となりました。これに加えて、市は新たな施策を打ち立てました。
その新施策とは、飲食店へのスペース開放のための「週末の車道開放&歩行者天国」です。市内の全62ストリートが、金曜の午後5時〜11時と土・日曜の正午〜午後11時に、飲食店と歩行者のために開放され活気付いています。
プロスペクトハイツもその一つ。家族層に好まれる、落ち着いた住宅街です。近くには広大なプロスペクトパークやグランドアーミープラザをはじめ、ブルックリン美術館、ブルックリン植物園、バークレーズセンター、ブルックリン図書館など、文化的価値の高いスポットが点在しています。
週末、歩行者天国になったヴァンダービルトアベニュー。道路の真ん中にもテーブルが並んでいる。犬を散歩させる人や自転車を走らせる人もたくさんいた
人気店が並ぶ
目抜き通り
グランドアーミープラザに続く大通りのため、いつもは交通量の多い目抜き通りのヴァンダービルトアベニュー。週末は、パシフィックストリートとパークプレースの間が車両通行止めとなって、飲食店のテーブルが道路に並び、多くの人々が行き交っています。
この通りは、昔からあるバーやヴィンテージ店などの他、週末は行列ができるアイスクリーム店「Ample Hills」や、アメリカ人によるラーメン店開業ブームの火付け役「Chuko」など、さまざまな人気店が軒を並べる通りです。
その中でも今週は2店紹介しましょう。一つは「Olmsted」。高級フレンチ「Per Se」で腕を磨いたオーナーの店で、裏庭で育てた新鮮な野菜を使ったファーム・トゥ・テーブル料理が自慢です。
再開後はカクテル、手作りジャム、卵や肉、パンなどもオンライン上で注文できるようになりました。
散歩の休憩には「Mille-Feuille Bakery Cafe」がおすすめ。フランス出身のシェフが営む市内3店のうちの一つで、フランスの香りとアメリカの素朴さが組み合わさったペーストリーが並びます。「La Colombe」の豆を使ったアイスコーヒーもおいしいです!
「Olmsted」のハマグリ料理(16ドル)。メニューは定期的に変わる
ヴァンダービルトアベニューの平日の様子
「Mille-Feuille」のレモンチーズケーキ(6.9ドル)とアップルソース入りのパイ(4.15ドル)
All Photos © Kasumi Abe
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