NYでカラオケ
1960年代後半、日本で発祥し国民的娯楽となったカラオケ。80年代以降、台湾や韓国などアジアをはじめ、海外に進出したカラオケは、今や北米やヨーロッパでもみんなに愛されるエンターテインメントとなっている。ここニューヨークでも「KARAOKE」の看板を見掛けることもしばしば。今号では、カラオケで上手に歌うコツや市内にあるカラオケ店を紹介!思い切り歌って騒いで、ストレスを発散しよう!
ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことや、まだまだあるお気に入りスポットを紹介する当コラム。新型コロナウイルスによる経済活動再開移行中は「番外編」をお届けします。今週はウィリアムズバーグの「スモーグ・トゥ・ゴー」の紹介です。
Smorg To Go(スモーグ・トゥ・ゴー)
スモーガスバーグは誕生から9年、ブルックリンを代表する食文化の一つです。毎回区内各所を巡回しながら開催されてきた屋外フードマーケットですが、新型コロナの流行でしばらくクローズしていました。しかしニューヨーク市内の経済活動再開がフェーズ4となった7月20日、ウィリアムズバーグに戻ってきました。ウィズコロナ仕様「Smorg To Go」として!
10店が週替わり
スモーガスバーグも「Smorg To Go」も屋外には変わりないのですが、「Smorg To Go」は敷地内には入れません。オンラインで予約をして、時間になったら敷地外でテークアウト用に封がされたフードを受け取るスタイルと、感染防止策が徹底しています。
スモーガスバーグは広大な敷地に約100の屋台が週末のみ出店していましたが、「Smorg To Go」はウィリアムズバーグの以前の場所から1ブロック南にある、こぢんまりとした場所で週6日、全10店の屋台が週ごとに変わります(更新日は毎週月曜日)。
オーダーはウェブサイトで簡単にできます。店、フード、ピックアップ時間を選んで、支払いをします。オーダーの準備ができるとテキストメッセージで知らせてくれます。
オーダーしたものは入り口の外側にある棚に並べられるので、そこでテキストメッセージを係員に見せ、ピックアップします。
敷地外でのピックアップスタイル。威勢のいい掛け声や来場者のにぎわいはないけど、屋外が気持ちいいこの季節にはありがたい存在
近くには広大な公園
米系、南米系、中華、日系など世界中のグルメがそろっています(週による)。私がオーダーしたのは南米系「Voyalo! Cocina」のサンドイッチ。外側がカリッと香ばしいトウモロコシのフラットブレッドに、マヨネーズ味のチキン&アボカドが挟まれていました。
食べる場所は1ブロック先のマーシャ・P・ジョンソン州立公園がおすすめ(まさにスモーガスバーグが以前あった場所)。広大な敷地にテーブルがいくつか置かれていて、人はガラガラ。イースト川とミッドタウンの景色が臨めます。
営業時間は午前11時30分から午後8時まで(月曜日休み)。状況が大きく変わらない限り、10月までこのスタイルだそうです。
「Voyalo! Cocina」のArepa Reina Pepiada(チーズ入り、12ドル)
予約時間になるとオーダー品は右側の棚に置かれる
ここで食べよう! ミッドタウンを一望できるマーシャ・P・ジョンソン(別名イーストリバー)州立公園
All Photos © Kasumi Abe
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