NYでカラオケ
1960年代後半、日本で発祥し国民的娯楽となったカラオケ。80年代以降、台湾や韓国などアジアをはじめ、海外に進出したカラオケは、今や北米やヨーロッパでもみんなに愛されるエンターテインメントとなっている。ここニューヨークでも「KARAOKE」の看板を見掛けることもしばしば。今号では、カラオケで上手に歌うコツや市内にあるカラオケ店を紹介!思い切り歌って騒いで、ストレスを発散しよう!
ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことや、まだまだあるお気に入りスポットを紹介する当コラム。新型コロナウイルスによる経済活動再開移行中は「番外編」をお届けします。今週は「バイセコ・ハビタット」とニューノーマルのご紹介です。
フェーズ2となった6月22日以降、通勤を再開した人もいるかもしれません。しかしロックダウン解除時のある調査では、4分の3のニューヨーカーが「公共交通機関の利用を減らすか使わない予定」と答えています。
週末の利用者急増
ここ最近どの自転車ショップも行列ができ、自転車人口が増えているのを感じます。サンセットパークで店を始めて50年になる「Mr. C’s Cycles」のオーナー、カルロス・バレンチノさんは、ニューヨークポスト紙の取材でこう話しています。「4カ月前は250台あった自転車の在庫が、今は30台しかない。このような現象は1980年の12日間の地下鉄ストライキ以来だ」。
同紙によると、5月の週末、イーストリバーにかかる三つの橋を自転車で渡った人の数は計2万135人で、昨年同時期に比べ64%もアップしました。5月の第1週目から3週目に行われたレンタル自転車「シティバイク」利用の調査でも、週末の利用者がやはり多く、平均6万651人。昨年の同時期の平均は5万652人でした。しかし平日の利用者は、昨年の同時期と比べて約半分近くといいます。
自転車利用が急増しているのは特に週末ですが、5月といえばオフィスの一部再開前なので、6月以降は平日の利用も増えているかもしれません。
プロスペクトハイツの「Bicycle Habitat」。左側が修理場、右側がショップ。整備費は状況によって異なるが、筆者の自転車メインテナンスは35ドルほどだった
どの店も在庫不足
自転車販売と修理の店「Bicycle Habitat」は1978年創業の老舗で、市内に3店舗あります。自転車需要拡大と共に利用客で混みだしたのは3月末。「サプライヤーからの自転車供給量が不足し、店で売る自転車が足りない状態」と同店のオーナー、チャーリー・マッコーケルさん。
私の家の隅では、10年前に永久帰国をした友人から譲り受けたマウンテンバイクがずっとほこりを被っていました。ロックダウン中に引っ張り出し、この店でメンテナンスをしてもらいました。自転車に乗るようになって、以前とは違う景色を楽しんでいます。風に当たりながらの自転車は自由な気分になって爽快、おすすめです!
徒歩10分圏内には別の自転車ショップ「Ride Brooklyn」もあり。ここでも列が
右隣のショップで売られている、「I♡NY」を文字ったかわいい水ボトル(22ドル)と着心地が良いTシャツ(25ドル)
「店内に入らず外でお待ちください」との看板
All Photos © Kasumi Abe
NYでカラオケ
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