ホリデーシーズンの定番といえば、『くるみ割り人形』。なぜ全米で、この作品が定着しているのか? 経済効果、出演者インタビューを交え、さまざまな角度から掘り下げて紹介していく。
困難に立ち向かい、今を全力で生きる日本人ビジネスパーソン。名刺交換しただけでは見えてこない、彼らの「
ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことや、まだまだあるお気に入りスポットを紹介する当コラム。新型コロナウイルスによる経済活動再開移行中は「番外編」をお届けします。今週は「バイセコ・ハビタット」とニューノーマルのご紹介です。
フェーズ2となった6月22日以降、通勤を再開した人もいるかもしれません。しかしロックダウン解除時のある調査では、4分の3のニューヨーカーが「公共交通機関の利用を減らすか使わない予定」と答えています。
週末の利用者急増
ここ最近どの自転車ショップも行列ができ、自転車人口が増えているのを感じます。サンセットパークで店を始めて50年になる「Mr. C’s Cycles」のオーナー、カルロス・バレンチノさんは、ニューヨークポスト紙の取材でこう話しています。「4カ月前は250台あった自転車の在庫が、今は30台しかない。このような現象は1980年の12日間の地下鉄ストライキ以来だ」。
同紙によると、5月の週末、イーストリバーにかかる三つの橋を自転車で渡った人の数は計2万135人で、昨年同時期に比べ64%もアップしました。5月の第1週目から3週目に行われたレンタル自転車「シティバイク」利用の調査でも、週末の利用者がやはり多く、平均6万651人。昨年の同時期の平均は5万652人でした。しかし平日の利用者は、昨年の同時期と比べて約半分近くといいます。
自転車利用が急増しているのは特に週末ですが、5月といえばオフィスの一部再開前なので、6月以降は平日の利用も増えているかもしれません。
プロスペクトハイツの「Bicycle Habitat」。左側が修理場、右側がショップ。整備費は状況によって異なるが、筆者の自転車メインテナンスは35ドルほどだった
どの店も在庫不足
自転車販売と修理の店「Bicycle Habitat」は1978年創業の老舗で、市内に3店舗あります。自転車需要拡大と共に利用客で混みだしたのは3月末。「サプライヤーからの自転車供給量が不足し、店で売る自転車が足りない状態」と同店のオーナー、チャーリー・マッコーケルさん。
私の家の隅では、10年前に永久帰国をした友人から譲り受けたマウンテンバイクがずっとほこりを被っていました。ロックダウン中に引っ張り出し、この店でメンテナンスをしてもらいました。自転車に乗るようになって、以前とは違う景色を楽しんでいます。風に当たりながらの自転車は自由な気分になって爽快、おすすめです!
徒歩10分圏内には別の自転車ショップ「Ride Brooklyn」もあり。ここでも列が
右隣のショップで売られている、「I♡NY」を文字ったかわいい水ボトル(22ドル)と着心地が良いTシャツ(25ドル)
「店内に入らず外でお待ちください」との看板
All Photos © Kasumi Abe
困難に立ち向かい、今を全力で生きる日本人ビジネスパーソン。名刺交換しただけでは見えてこない、彼らの「
ホリデーシーズンの定番といえば、『くるみ割り人形』。なぜ全米で、この作品が定着しているのか? 経済効
寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節 だ。しかし寒い時の外食は避けたいも
ホリデーシーズンの定番といえば、『くるみ割り人形』。なぜ全米で、この作品が定着しているのか? 経済効果、出演者インタビューを交え、さまざまな角度から掘り下げて紹介していく。
寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。
漫画やアニメは米国でも日本のカルチャーのパワフルさを感じる貴重なコンテンツでもある。本号ではこれから公開を控えるアニメや今後注目のアニメや漫画のイベントについて紹介する。