いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情
男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!
COVID_19の影響で多くのスポーツはもちろん、さまざまなイベントが中止・延期となり、そして学校やビジネスまでもが閉鎖になって、ずいぶんと日にちが経過しました。
このような時だからこそ、スポーツの意義に関して、大学院生時代に議論を交わした講義(Sociology of sport=スポーツ社会学)を思い出しました。
人が困っている時に、スポーツイベントを開催するべきか否か。当時、クラスのある人は、「そのような時期だからこそ、みんなを励ましたり、勇気を出してもらうために開催するべきではないか」という意見を述べましたが、「スポーツは娯楽でしかなく、そのような時期にスポーツを楽しむ余裕もないから、開催しない方が良い」という人も。9・11米同時多発テロ直後の授業であっただけに、議論が白熱したことを覚えています。
当時は大学院生でしたが、今は自分自身がスポーツビジネスの会社経営をする立場におり、いろいろと考えさせられます。
弊社は一般的なコンサルティング会社ではなく、自社でプロのスポーツチームやイベントも保有しているので、社内でも議論が活発に行われます。
ビジネスというより、スポーツ社会学の観点から、試合が開催できない状況の中で、「スポーツがどうこの状況に貢献できるか」ということに関して、今回は少しお話しさせてもらえればと思います。
スポーツマーケティングの特性として、「ファンエンゲージメント」というものがあります。そのまま日本語訳できる単語はなかなか見つからないのですが、「いかにファンを巻き込むか」ということだと考えています。
試合がある時のファンエンゲージメントは、容易に想像がつくと思いますが、現在のような試合が開催できない時であっても、ファンあってのチームなので、「どのようにファンを巻き込むことができるか?」を考えなくてはいけません。
本コラムでも何度か解説してきましたが、試合や勝利を売るだけがスポーツビジネスではありません。その原点に戻ると、試合がなくともファンがチームのことを話題にして楽しめること。そして、チームをハブとした、ファンや地域をつなぐ役目を提供し続ける必要があります。
試合がないからファンが離れてしまうのではなく、たとえ試合がなくとも、チームが「ファン同士」をつなぐこと。「チーム=ファン」の1対1の関係性ではなく、「チーム=ファン=ファン」の三角形の関係が、最も重要になってきます。
5月下旬、練習を再開した、New York City FCのモラレス選手(MF)
インターネットを見ていると、マンチェスターシティーFCは、人気選手のデビュー戦と、その当時の心境を、選手本人とその家族にインタビューした動画を公式SNSで流したりしています。
また、Jリーグの鹿島アントラーズの場合は、地元の飲食店でデリバリーなどのサービスを提供している店のリストを、公式サイト上にまとめて掲載しています。ファンが簡単にオンラインでオーダーできるプラットフォームを構築するなど、ファン同士が楽しめたり、役に立つ企画が実施されています。
もちろん、チャリティーにも大きく参加しています。チャリティーを行う場合は、あくまでもチャリティーのために活動を行うべきで、自分の宣伝やPRにそれを使う人やビジネスが散見されたことは、残念に感じました。
話がそれましたが、このようにスポーツチームの魅力やアセットは試合だけではないですし、このような状況だからこそ、ファン同士が盛り上がれるような企画、ファン、そして地域のよりどころとなれる工夫を設けることが、大切だと考えます。
5月24日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が、ニューヨークにおけるスポーツチームのトレーニング施設での練習再開を許可しました。いずれ開催される試合については、無観客試合などの様相です。しかし、これから少しずつではあると思いますが、スポーツそのものがまた観戦できる日が戻ってくることを祈念しております。
ファンエンゲージメント
スポーツチームにおいて、「チームのファン」こそが最も重要と考える、スポーツマーケティングを取り入れた、ファンの獲得、関係性に重きを置く取り組み。ファンはチームの応援、チケット・グッズ購入などに投資を行い、チームは試合や選手の情報、特典を提供することで、ファンを支えている。「チームの勝利」という共通目標に向け、互いに協力体勢を組むことで、相乗効果を得られる。また近年は、試合以外にもテレビやSNSなどを通じて発信することで、交流方法が変化し、ファンと選手の距離がより身近になった。
中村武彦
マサチューセッツ大学アマースト校スポーツマネジメント修士取得、2004年、MLS国際部入社。
08年アジア市場総責任者就任、パンパシフィック選手権設立。
09年FCバルセロナ国際部ディレクター就任。
ISDE法科大学院国際スポーツ法修了。FIFAマッチエージェント。
リードオフ・スポーツ・マーケティングGMを経て、15年ブルー・ユナイテッド社創設。
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大人も楽しいブロードウェーミュージカル
ニューヨーク演劇界のアカデミー賞と言われる第78回「トニー賞」の発表(6月8日)が近づいてきた。コロナ禍による低迷から完全復活したブロードウェー劇場はどこも連日満席の賑わい。毎晩、40以上の舞台で超一流の歌や踊りや悲劇喜劇が繰り広げられている。ファミリー向けでロングランの「ライオンキング」「アラジン」「ウィキッド」「ハリーポッター」は相変わらず人気トップだが、中には大人の鑑賞にふさわしい作品もある。比較的新しい舞台を中心に成熟世代が気になるブロードウェーをご紹介する。
私たち、こんなことやってます!
気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は「丁寧・フレキシブル・手頃な価格」で親しまれる引っ越し業者ターザンムービングの代表・ホセさんと、個々の状態に応じてカスタマイズした施術を行う、マッサージ・セラピストの秋山さんに話を伺った。
こだわりいっぱい 町のお肉屋さん
地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。