今年9月にアラ&
編集部が自粛中のマンハッタンの街並みを写真で紹介する、「写真レポ」。今回は、一時はホームレスの住処となっていましたが、深夜1~5時の清掃が始まった現在の、地下鉄の様子を紹介していきます。
アッパーウェスト96th St駅のホーム。急行、各駅、両方が停車する駅では、昼間の時間帯は人が少なく、清掃したことで、今まで見たことがないほど、床が白く感じられました。
電車を待つ間、普段ならネズミを見かけたりしますが、全くいなくなっていました。
乗車した車両の中では、皆ソーシャルディスタンスを保っています。銀色のポールや椅子が消毒のおかげできれいになった気がします。消毒液の匂いはありません。
タイムズスクエア駅の改札。以前はホームレスや観光客でごった返していたのが嘘のように、人っ子一人いない状態でとても静かです。
同駅構内も利用者が少なく、駅ホームと同様に構内の床も、清掃で白くなった気がします。
7番線乗り換えで利用する構内の通路は、朝夕のラッシュでない場合は、ほぼ人のいない歩きやすい環境です。
59thコロンバスサークル駅のホーム。夕方16時頃には、帰宅するヘルスワーカー(医療従事者)やエッセンシャルワーカーで少しずつ混み合います。
グランドセントラル駅は、先月までホームレスが物乞いをしたり徘徊していて、とても雰囲気が怖かったのですが、現状はホームレスもどこかへ消えてしまい、警官と駅職員、乗車客のみ。
構内の店は相変わらず臨時休業していますが、「グランドセントラル マーケット(スーパーマーケット)」は、営業中です。
メトロノースの利用客も増えたようで、帰宅のためホームへ行く人々がけっこういました。
5月15日以降、気温の上昇と共に外出する人がどんどん増えています。再開する飲食店も増え、自宅よりも外で過ごしたいと思う人も多くなり、マスク着用は当たり前ですが、一部していない人もちらほら…。ニューヨーク市は未だ解除になっていないため、ガイドラインに沿って自粛生活を続けましょう。外出する際は、朝夕の通勤ラッシュをなるべく避けて移動ください。