こんな今こそ、「仕事の流儀」を再確認だ

勤務環境の劇的な変化や、毎日のオンライン会議の導入、プロジェクトの延期にイベントキャンセル……新型コロナウイルスがわれわれの仕事に与えた変化の量は計り知れない。目標やモチベーションを見失って、呆然とした思いの読者も少なくはないだろう。

そんな迷える社会人読者のために、2018年5月の巻頭特集「あの人の『仕事効率化術』が知りたい!」より、ジャピオンにゆかりのある人々の「仕事の流儀」を改めて紹介。それぞれが考える「仕事論」はシンプルだけど本質を突いている。先行き不透明な今、来たるべき再出発に備えて、自分の中のモチベーションを取り戻しに行こう。

(※以下内容は、18年当時掲載したものに一部編集を加えています)

 

 

「Blue United」社長&CEO 中村武彦さん

今の価値観、大切に

「人は成長する生き物です。5年、10年前から今までに考え方が変わるように、5年、10年後に考えていることは変わります」と中村さん。「遠い先のことまで心配した動きを取るより、今したいこと、今の価値観を大切に仕事選びをすれば、それが積み重なった点が連なって、人生という線になります。今日が未来の一部。よい1日を毎日積み上げることが大事だと、信じています」

☆Twitter: @TakehikoN

 

ジャーナリスト 津山恵子さん

ゴールとスケジュールをはっきりさせる

スケジュール管理はグーグルカレンダーからスタート。前日と朝にアラートが出るように設定し、それを見て1日の時間配分を考える。メールやSNSのチェックに始まり、掃除、ジムでの運動、楽器の練習に至るまで、個々のタスクは30分、1時間など時間を決め、それぞれスマホのタイマーをセットして行う。「一つのことを時間内に切り上げるのがポイント」だ。

同時に、本の執筆などの長期のゴールは、紙に書いて貼り出しておく。「覚える単語や、『肌の保湿』など寝る前にやることも、付箋に書いて壁に貼っています」と津山さん。「デジタルでもアナログでも、とにかく書いておくことで、メールの山にも埋もれずに気付くことができます」。

クリーニングやメールの返事など、仕事以外の「やることリスト」も、ざっとメモに書き出して持ち歩く。

「終わったものから消して、全部消したら次のメモを作ります。全部消さないと次に移れないので、作業の先延ばしを避けることができるんです」

☆Instagram: @keikotsuyama

 

テクノロジービジネススペシャリスト 奥西正人さん

マイルストーンをコツコツと

「ズルズル作業をこなすのではなく、目標を定めることがプライベートとの両立につながります」と奥西さん。「限られた時間を大事に、目標達成のためのマイルストーンを毎日立てていくことで、より仕事に結果が出ると思いますよ」

https://ja.risingstartups.co/jp

 

アートディレクター 戸塚憲太郎さん

全部、一つの人生

「仕事とプライベートは二つの別のこととして考えず、自分の一つの人生として捉えます。『両立』というイメージすら持たない」のが、戸塚さんの流儀だそうだ。読者へのアドバイスも、シンプルに「早起きすること」。できることはその日にすべてやることが、戸塚さんの充実したライフスタイルのポイントのようだ。

☆Instagram: @kentaro_totsuka

 

スタンダップコメディアン 小池良介さん

あえて効率は考えない!

煮詰まった際の解消法を聞くと、「他人の舞台を参考にします」とニヤリ。 日々頑張る読者に向けては、「特にニューヨークでは、効率を考えないでの行動が、結局は一番効率良い結果が出ますよ」とアドバイスをくれた。未来の自分を強く思い描くこの方法、特にクリエーティブ職の人は試してみてはいかがだろう?

https://riokoike.com

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トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

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