スタンドアップコメディーを見に行こう!
マイク1本で客を笑わせるスタンドアップコメディー。その内容は時事ネタや政治・経済、人種、宗教からジョークや下ネタまで幅広い。今回は、ニューヨークで奮闘する日本のお笑い芸人・村本大輔さんや、コメディーショーのプロデューサーとして活躍するドリュー・ビークラーさんらに、ニューヨークのスタンドアップコメディーについて話を聞いた。
ニューヨークで奮闘する日本人たち。その新しい発想、夢に向かって走る姿は、私たちを常に刺激する。今、輝いている新人に熱い思いを語ってもらい、また推薦者からの応援メッセージも聞く。
——ニューヨークに来たのはいつですか?
約1年前です。高校生の頃から俳優になりたいと思っていました。4年ほど前に、大学の交換留学でカリフォルニアに8カ月滞在した際に演技の授業を受け、米国で通用する俳優を目指し始めました。
日本では大阪の大学に通いながら、夜行バスで週末ごとに東京に行き、演劇の勉強をしていました。
——ニューヨークを選んだ理由は?
リー・ストラスバーグ演劇映画学校で、勉強をしたかったからです。演劇のベースとなるテクニックは大きく分けて3〜4個あるのですが、その内の一つであるメソッド演劇法をベースとして、ミュージカル、ダンス、タップ、ステージコンバット(ステージ上での戦う演技)などの授業を受けていました。
学校と並行して、「サムライ・ソード・ソウル」で殺陣(たて)のレッスンを始め、現在も続けています。
——特に好きな学校の授業はありましたか?
「ビルディング・ア・キャラクター」という、キャラクター作り専門の授業です。キャラクター作りの方法はたくさんあるのですが、アニマルエクササイズというものがありまして。
例えば王を演じるとすると、動物園に行って2〜3時間、百獣の王であるライオンの息遣いや歩き方、餌が来た時の行動などをすみずみまで研究して、その姿をまねる所からスタートさせます。そこから徐々に2足歩行に変化し、ライオンとしての行動を体に残したままキャラクターのセリフを言ってみるんです。「何それ?」って思いますよね(笑)。
——学校での学び以外に、演技に影響を与えているものはありますか?
ニューヨークにはいろんな人がいるので、彼らが幼少期から現在までどんな人生を送って来たのだろうと想像したり、見知らぬ人に突然、道端で話し掛けて生い立ちを聞いたり。ニューヨークでの生活は影響を与えていますね。
——俳優の仕事をする上で大変なことは?
安定していない部分です。1週間に100〜200通ほど応募し、オーディションを受けて役を取り、キャラクターを作り、そしてプロジェクトが終わる前に次のオーディションを受ける、を繰り返しています。常にフル稼働でハッスルしなければいけないところも大変です。
特にコマーシャルの世界は、スピード勝負な部分もあるので、日々戦いですね。
——将来的にやりたい事は何ですか?
やりたい事が多く、全てができる仕事は何かと考えた時に、「俳優という仕事で有名になる道でしか実現できない」と思い、この道を歩んでいます。自然が大好きなので環境保護活動を行ったり、困っている人を助けたり。また、「米国で演劇を学びたいけれど、お金が理由で行けない」という悩みを持つ人を、支援したいと思っています。
柳井駿作さん
■大阪出身。
関西外国語大学を卒業後、2019年に来米。
これまでの出演は、オフ・オフブロードウェー作品「クリスマスキャロル」、映画「ウェルネス・インク」など。
shunsakuyanai.com
3月にニューオリンズで上演する舞台「In the Bar of a Tokyo Hotel」に出演するにあたり、プロモーション写真を撮影
映画「Wellness Inc.」ではミチ(ミッチ)役を熱演
演劇学校時代の友人の舞台を、休日に観賞
ほぼ全ての日&#
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