こだわりいっぱい 町のお肉屋さん
地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。
昨年10月からNYエンタメの会(nyjapanentertainment.wixsite.com/home)の運営に携わっている、とケン・サイトウさんと松坂龍馬さんが、エンタメをテーマに語り合った。
——この会に出合ったのはいつ頃ですか?
サイトウ ニューヨークには2015年に演劇学校で学ぶために来て、ネットワーキングでこの会を探して顔を出していました。
松坂 僕も同じ時期です。「NYエンタメの会」は、エンタメ業界を目指す人を応援し、情報交換やつながりを作る場という主旨で、トシさん(中澤利彦さん)が始めたものです。
——どんな形で、2人に運営の話が来たのですか?
松坂 トシさんが日米を行き来するようになって忙しくなり、会を引き継いだ人も継続が難しくなったと聞き、「じゃあ俺やりたい、やらせて」と申し出ました。
サイトウ 僕もです。トシさんの後を継いだ俳優仲間が会をやめると聞いて、「こんな有意義な会なのにもったいない。それなら僕がやるよ」と挙手しました。
——運営をやり始めてみてどうですか?
サイトウ これはこうした方がよかったとか、これは大変だなとか、実際にやってみて見えてきたことがあります。でもやるからには、「ためになる会だったね」とフィードバックをもらえる会にしたいです。
松坂 一番大変なのは、ゲストをブックすること。そこが決まらないと会自体が決まらないのに、アーティストは予定が見えなくてブックできず、大変です。
——新しく始めたことは?
松坂 たとえば、ただゲストの話を聞くだけでは面白くないので、僕がMCをしてゲストへのインタビュー形式で進めています。
サイトウ 僕は軽食を作って出し始めました。顔を出すのがちょっと面倒くさい時に、「行けばご飯が食べられるから行こうかな」から、始まってもいいと思うんです。それで来てくれたら、ためになるし出会いもあるので、そのきっかけになればと思っています。
——たしかに、エンタメでない人も行きやすそうです。
サイトウ 一般の人は来にくいのかな。エンタメというと変人しか集まってないと思われてたり(笑)。
松坂 何かクリエートしている表現者であれば、なんでもありだと思うんです。要はネットワーキングなので、誰でも来てもらいたい。僕は当地に来た頃は全く知り合いがいなかったのですが、この会で出会った俳優仲間からディレクターを紹介してもらって作品になったり、この会はすごく貴重な場所でした。自分がこの会からたくさんのものを得られたので、今度は当地に来たばかりの人たちに与えてあげたいです。
——今後、ゲストに呼びたい人はいますか?
松坂 僕の目標は渡辺直美さん。僕は今、在住者以外や海外に挑戦しようとしている人たちに向けて、ユーチューブチャンネルを作っています。そういう形でブランディングをしていけば、いつか直美さんに出てもらえるかもしれません。
サイトウ しっかりやっていけば、無理な話でもないよね。
——これから本業の方でやろうとしていることは?
サイトウ もっと英語落語のネタを増やして、パフォーマンスする機会を増やしていきたいです。また、僕もユーチューブを始めたので、そこで認知度を上げていけばさらに英語落語の方にも人が来るんじゃないかと思っています。
松坂 僕も最近落語にどっぷりハマっていて。実は、柳家東三楼(とうざぶろう)さんとお話する機会があって、高座に上がらせてもらうことになりました。
サイトウ えーっ! 面白い。真打ちの東三楼さんから声が掛かるなんて、ニューヨークでしかありえないですよ。
松坂 東三楼さんは、米国50州を回って演じる予定なので、機会があれば、前座で参加させていただければと思っています。また現在、舞台の脚本を書いているところなので、年内にオフかオフ・オフブロードウェーで上演したいです。
写真左:松坂龍馬
埼玉県出身。2014年に来米。FMラジオ「モーニング・コミュニティ」のニューヨークレポートなどの活動の他、今年3月から初の落語への挑戦も予定。現在オフブロードウェー進出に向けて、戦争をテーマにした作品を執筆中。趣味で坦々麺のポップアップもスタート。Youtube: What’s up Men
写真右:ケン・サイトウ
東京都出身。日本で舞台演劇を学び、数々の舞台に出演後、2015年に来米し、HB Studioに入学。当地の人々と触れ合う中で、英語落語のアイデアを思いつき、西洋演技メソッドを落語に取り入れた活動をスタート。劇場などで独演会「落語ナイト」を行っている。YouTube: Ken’s Ch
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