第 8回 まだ見ぬ色を探して

毎日をちょっと楽しく、ちょっと華やかに。

生花の専門家が、花を楽しむティップを毎週紹介します。


第 8回 まだ見ぬ色を探して

生花業界の最近の流行カラーは、淡いピーチ、そしてベージュ。

特に、大人っぽくて重厚感のあるベージュは根強い人気です。複数の色を組み合わせるアレンジでも、グラデーションを作りやすいので重宝されます。

結婚式のブーケといえばかつて白が定番でしたが、最近はベージュと白、そして全体を引き締めるバーゲンディー色を合わせるブーケが、とにかく人気です。

 

色で遊んでみよう

色といえば、最近の生花業界は、人工的に色染めした花を使ったアレンジに注目が集まっています。

かつて、人工的なカラーは「安っぽくてダサい」といわれていましたが、現在は一周回って、アート的な観点で注目されています。

野原に群生しているような、ナチュラル志向のアレンジメントが長らくトレンドでしたが、最近はいろんな色を実験的に使い、既存の花に新しいイメージを与えます。ベージュのアネモネ、レインボーカラーのカスミソウなど。

漂白した花に、色水を吸わせて色を付けたり、スプレーで色を乗せたりと、さまざまな方法が用いられています。

特にピンクや黄色、青などのネオンカラーは、これまでの自然派アレンジにはなかった美しさがあります。ビビットな色味は、部屋のアクセントとしても活躍しますよ。

また、スプレーペイントで上から色を塗ったり、ゴールドのグリッターをあしらうアレンジメントもあります。花の可能性は無限ですね!

 

もう一つの人工美

もう一つの流行は、長いこと美しさが持続する、ドライフラワーです。

ホコリが積もったり、日光に照らされて色あせることはありますが、ほぼ、お手入れ不要です。積もったホコリが気になるときは、時折優しく落としてあげてください。

基本、ドライフラワーはそれのみだけでアレンジしますが、アクセントとして1本だけ、数本の生花の中に混ぜることもありますよ。こちらも生花同様、人工的に色をつけることがブームになっています。

フラワーアレンジの色選びに関しては、われわれはプロですので、お店でぜひ気軽に相談してみてくださいね!

 

 

 

今週のアレンジ

ビビッドな色が生える組み合わせ

 

 

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1073

パンデミック明けのヘルスチェック

個々の努力が実り、パンデミックも鎮静化して来たニューヨーク。「まだまだ予断は許さない!」と警戒する人も多いが、そろそろコロナ以外の健康にも目を向けよう。ニューヨーク近辺にオフィスを構える医師5人に、「今、どんな健康被害が心配か」を聞いた。

Vol. 1072

今こそ、サステナブルな行動を!

今年1月、国連でSDGs(持続可能な開発目標)を達成するための「行動の10年」がスタート。温暖化の加速で地球が警鐘を鳴らし、自然環境を保持するサステナブル(持続可能)な暮らしが求められている。今こそ、できることから行動を起こそう!

Vol. 1071

新学期が始まる

新型コロナウイルスを意識しながらの登校再開か、遠隔授業か…今年は特に、子育てで悩む保護者も多いだろう。この秋学期を有意義にするには、どうすればいい? さまざまな立場の「教育者」に話を聞いた。

Vol.1070

ちまたで噂のCBDを有効活用

「CBD(シービーディー)」をご存知だろうか? 有効活用することでリラックス効果や安眠効果も得られるという、ナチュラル由来の成分。おうち時間も多い今、CBDを理解したうえでトライしてみては?