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子どもの「自信育て」は2つのステップに大別されます。0歳〜6歳が「根拠のない自信」を育てる時期。7歳以降が「根拠のある自信」を育てる時期です。
「根拠のない自信」は親が育てるもの、「根拠のある自信」は、子ども自身が獲得するものと理解してください。
根拠のない自信は
受け入れることで育つ
「根拠のない自信」というのは、「親から愛されている」「親から受け入れられている」という自信であり、「自分は価値がある人間だ」と子どもが自分の存在を心から信じている状態です。「根拠のない自信」は「100%親から与えられるもの」であり、子どもがいくら努力しても手に入れることはできません。
子ども時代に親から可愛がられ、大切にされ、愛情をたっぷりもらうことでのみ得られる自信です。
親から愛されているという「根拠のない自信」が心の土台を形成します。この土台はピラミッドのように、底辺が広く、どっしりと安定していることが理想です。「根拠のない自信」がしっかりしていれば、その上に積み上げていく、勉強、スポーツ、音楽、人間関係、全てが、うまくいくようになります。
2〜3歳児は
好奇心が旺盛な時期
子どもが2、3歳になり「しつけ」が必要になると、子どもの自主的な行動を静止したり、コントロールしなければならない場面が多くなります。
2、3歳の子どもは「自分の力で何でも試してみたい」という好奇心が旺盛な時期です。壁に落書きしたり、DVDプレーヤーに物を突っ込んだり、トイレの中に携帯電話を落としたり、色々とやってはいけないことをします。
子どもは「何でも試してみたい」という気持ちが強くあり、親は子どもの行動を「コントロールしなければいけない」という気持ちがある。この相反する思いが衝突すると、子どもに「反抗」が起こるのです。親が何を言っても「イヤッ!」となります。
この「反抗期」の子どもへの親の対応がまずいと、「根拠のない自信」が揺らぐのです!
反抗期をいかに
乗り切るか
「お洋服汚さないでね」
——「イヤッ」
「ご飯きれいに食べてね」——「イヤッ」
「おもちゃ片付けてね」
——「イヤッ」
「もう◯◯ちゃんなんて知りません!」
——「ウエーン!」
子どもは行動をコントロールされるのが嫌で「イヤイヤ」と言っているのですが、その気持ちをお母さんに受け入れてもらえず「知りません!」と突き放されると、「愛されている自信」が崩れてしまうのです。
子どもに「しつけ」を伝えることは必要です。しかし必要以上に行動をコントロールしようとして、指示・命令・否定言葉が増えると、「根拠のない自信」を弱めることにつながってしまうのです。
根気強く
教えてあげる
「しつけ」で大切なのが、「言葉で説明する」ことです。幼い子どもは世の中のルールを知りませんから、なぜその行動をしてはいけないのかをきちんと説明してあげてください。
一方的に「ダメ!」と言われても、子どもは納得できません。「お洋服が汚れたままお家に入ったらどうなる? そう、お家が汚れるね。だからなるべく服を汚さないように気をつけてくれるとママ嬉しいな」と伝えれば、子どもは理解できるのです。
船津徹 (ふなつ・とおる)
TLC for Kids代表 教育コンサルタント
1990年明治大学経営学部卒業。大学卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威、七田眞氏に師事。
しちだ式教材制作に従事。2001年ハワイ州ホノルルにてグローバル教育を行う学習塾TLC for Kidsを開設。
2015年にTLC for Kidsカリフォルニア州トーランス校開設。2017年上海校開設。
アジア諸国からの移民子弟を中心に4000名以上のバイリンガルの子どもの教育に携わる。
イエール大学、ペンシルバニア大学など米国のトップ大学への合格者を多数輩出。
著書に「すべての子どもは天才になれる、親(あなた)の行動で。」(ダイヤモンド社)、「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」(大和書房)。
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