大学進学を考える 日本と米国、二つの国で学び暮らす選択
コロナ禍を経験して社会は大きく変わった。日本社会も例外ではない。未来を見据えて、グローバルな大学進学の選択肢の一つとして、米国と日本で自分たちのルーツを生かす学びについて掘り下げる。
コニーアイランドで行われた「Sand Sculpting Competition」です。
夏も終わり、秋の気配を感じる今日このごろ。当地の夏季スポットといえば、マンハッタンから気軽に行けるビーチリゾート、コニーアイランドではないでしょうか。海で泳ぐも良し、ネイサンズのホットドッグを頬張りながらボードウオークを歩くも良し、今にも壊れそうな(?)1903年製の大観覧車「ワンダーウィール」や、27年製の木製ジェットコースター「サイクロン」に乗って大騒ぎするも楽し。ブルックリンの良さは、このように大自然とエンタメが近くにあることです。
第29回の恒例行事
第29回目となる毎年恒例「コニーアイランド砂の彫刻コンテスト」が8月17日に開催されました。太陽の光がギラギラと肌を射すような猛暑の中、4組のプロ、約60組のアマチュアチームが砂浜に広がります。プロは繊細で絶妙なテクニックを取り入れた城作り、アマチュアは大人、個人、家族の3部門に分かれ、思い思いの作品に取り組みます。
主催者・コニーアイランド連合のエグゼクティブディレクター、アレキサンドラ・シルバースミスさんによると、参加者にはリピーターもいるほど。「昨年はエンパイアステートビルなど、プロ顔負けの作品がアマチュアチームから生まれました。今日も何が生まれるか最後まで分からないです」と期待を寄せます。
プロの砂彫刻アーティスト、Matthew Deibertさんの作品。大会は、ブルックリン・コミュニティー・サービス(BCS)とコニーアイランド連合が主催している
来場者から人気のあった、個人大人部門の入賞者、Gary Felicianoさんの作品
思い思いのアート
正午に開始し、午後3時30分に審査開始。誰もが必死で取り組んでいました。
息子と一緒に初参加したマシュー・ダイバートさんは、プロ歴19年の砂彫刻アーティスト。「この仕事の面白さは、世界中を旅できること。とにかく楽しみながら作ることが信条」と、汗をぬぐいながら抱負を語ってくれました。アマチュアのユリアナ・プレオトゥさんは、ガミーベア(くま)を作るための土台固めを試行錯誤中。「時間制限があるので、とにかく完成させることが今日の目標」。
3人の審査員が公平な立場で審査し、アマチュアチームの3部門から各受賞者を選びました。受賞した人もしなかった人も、訪れた約1万人の来場者も、それぞれが最高に楽しいひと夏の思い出を、心に刻んだことでしょう。
子どもに人気のガミーベアを作った個人大人部門の入賞者、Uliana Preotuさんの作品
コニーアイランド連合のエグゼクティブディレクター、アレキサンドラさん
All Photos © Kasumi Abe, Coney Island Sand Sculpting Competition
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