NYで再発見! 日本のふるさと 【鳥取県編】

ニューヨーク鳥取県人会

会長: 藤森美穂(ふじもり・みほ)さん/鳥取市出身
発足: 1996年
会員: 約20人
参加条件: 県出身者、鳥取にゆかりのある人
会費: 年会費無料、イベント毎に清算
入会申請・問い合わせ:
nytottorikenjinkai@hotmail.com
http://nytottorikenjinkai.edublogs.org

 


2018年 活動実績

4月 春の親睦会(トンカツを食らう会)

(7月 鳥取県とバーモント州の姉妹提携調印式)

10月 鳥取県の高校生と国際交流財団、教育関係者との交流会

12月 忘年会


2019年 活動

5月 春の親睦会(エジプト料理とベリーダンスの会)

秋 鳥取県の高校生と国際交流財団、教育関係者との交流会

冬 忘年会 など


ゆかりのひと

おかある 星のらぶ 鳥取県人会副会長、ジャズシンガーソングライター。大山町出身。ニューヨークのジャズシーンでソロシンガーとして、またバンド「ビューティフルジャーニー」で音楽活動中。BSS山陰放送ラジオにもレギュラー出演。

 

おかある 星のらぶさんと鳥取砂丘

 


【鳥取と言えば】

鳥取砂丘…広さと「砂丘列」という雄大な起伏が特徴。砂一面に波の模様が描かれる「風紋(ふうもん)」は、実に美しい。パラグライダー、サンドボート、らくだ乗りなどのアクティビティーも楽しめる。「砂の美術館」も必見。

大山…中国地方最高峰。日本最大級のブナ林が広がり、貴重な動植物の生命力を育んでいる。夏はトレッキング、冬はスキーリゾートとして有名。

松葉ガニ…県西部に位置する境港は、カニ類の水揚げ量が日本一。中でも松葉ガニは鳥取を代表する冬の味覚の王様。公立学校では、松葉ガニがまるごと給食に出ることも。

二十世紀なし…みずみずしさと甘酸っぱさが絶妙の青梨。熟れてくると少し黄みがかり、甘さも増す。8月下旬から9月上旬ごろには、観光農園で梨狩りを楽しむことができる。

モサエビ…通称「幻のエビ」。鮮度が落ちやすいため、昔は漁師が船上で食べるぐらいで、県外にあまり出回らなかった。独特の甘みとうま味がある。

砂丘らっきょう…鳥取人が大好きなカレーには欠かせない。シャキシャキとした歯ごたえが品質のよさを物語る。砂丘長芋と並び、砂丘農業での中心品目。血液サラサラ効果あり。


【NYで感じる鳥取】

「クールジャパン」

「鳥取県は、『アニメ』や『まんが』の聖地といっても過言ではありません」と藤森さん。多くの外国人観光客の玄関口となっているのは境港で、「飛鳥II」などの豪華客船が寄港する。「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるロードには、150体以上の妖怪が鎮座。また「名探偵コナン」作者の資料館「青山剛昌ふるさと館」もある。


【故郷は今】

「スタバはないけど、スナバがある」などのダジャレ名言を繰り出す平井伸治県知事は、ニューヨーク鳥取県人会の元メンバー。そんな鳥取にも数年前、ようやくスタバが進出した。「当時は前泊で並ぶ人もおり、大行列。鳥取限定のお土産マグカップなどは、一時オークションでプレミア価格がつきました」(藤森さん)

 

家族のようなアットホームな雰囲気が特徴

 

 

 

 

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。