Page 12 - NY Japion
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趣味の集い  学生や若手が中心となっ 告業界で最もクリエーティ んな人でも理解できるシン 影響を受けたという父親 て運営しているFJMN ブな 人」の一人に選ばれ、 プルな説明をすることで、 から教わった、「理念を持生活に実践していきたい」(Future Japan! MENTOR ニューヨーク・アートディレ Network)は、当地で活躍す クターズクラブ金賞など評価を得たといった「弱み を強みに変える」ヒントの 数々を語った。つ、そして曲げない」という 信念について語り講演を終 えた。と話した。  イナモトさんとは古くかる先人たちの知識、経験を 多数の賞の受賞者とあっ次世代を担う若手につな て、学生、社会人など約   またサッカーをしていたらの友人であるアーティス トの松山智一さんは、「アー トは『問題提供』、デザイン は『問題解決』する仕事。ク ライアントの問題に向けて 常にアンテナを立て、文化 や言語の壁を乗り越えて きた力強さに感心した」と 賛辞を送る。ぐ活動をしている。 人が集った。  月末にはFJMNの   イナモトさんは講演でス 活動の主軸となる「社長/ ライドや映像を見せなが エグゼクティブセミナー」 ら、現在に至るまでの歩みときボールが目に直撃し 網膜はく離のけがを負った 際、「手術後、そのままずっ と数週間下を向き続ける という」過酷なリハビリを 行った経験から、いつも「今 が最悪の状況でない」と前 向きに考えられるようにな り、「楽観主義」の大切さが 分かったといったエピソー ドも披露。最後には大きな  現在ニューヨークに旅行中で、友人に誘われ講演に出席した、中央大学学生の佐藤憲悟さんは「来年、日本の企業に就職します。働くことに対して受け身ではなく、自ら考えて行動する大切さを学んだ」と語る。   講演が終わった後も若が 開 催 さ れ た 。こ の 日 はを語った。  大学卒業後に就職した「Inamoto & CO.」代表のレ イ・イナモトさんを講師に会社では、「英語」が大きな 壁となったこと。その「弱 点」を武器に変えようと考迎え、「デザイニング・ザ・フ ューチャー」のテーマで講演  吉本妙子さんは、「フェイ スブックを通してこのイベ ントを知りました。共感し た点がとても多く、今後の手を中心に多くの出席者 がイナモトさんの周りを囲 み、いつまでも質問が尽き なかった。を行った。イナモトさんは、 えプレゼンテーションでは、 フォーブス誌で「世界の広 難しい言葉を使わずに、ど今週のリーダー坂牛芙美奈さん・品川理沙さん FJMNは、NPO法人JaNetを母体として 2013年に結束した若手支援プログラムで、若 手が運営しています。ニューヨークで働く人たち と学びたい若手との交流の場を作るのが目的で す。主な活動には、企業訪問やセミナーを通じて 社長やエグゼクティブからビジョンや経験を聞 き、学ぶセミナーのほか、ビジネス関連のワークシ ョップも開催しています。「自分はこうでなくては いけない」というルールを壊して、新しいことに挑 戦したい人大歓迎です。また、やりたいことを実 現できるように、積極的に行動していくので、い い 経 験 を 積 む こ と が で き ま す 。( 写 真 は 、 講 演 を 運営したFJMNメンバー。坂牛さんは前列左端、 品川さんは前列中央)参加者集まれ!                                        ボランティアを募集中。当地でネットワークを広げた い、新たなことを学びたいという若手の参加を歓迎。 ■問い合わせ1650 Broadway, Suite 307(bet. 7th Ave. & Broadway) www.japanesenetwork.org10Friday, December 2, 2016|Vol. 893|12 COMMUNITYFuture Japan! MENTOR Network (FJMN)次の世代へとつなぐ メンターとの出会いの場2570「社長/エグゼクティブセミナー」で講師を務めたイナモトさん。講演後、「若手の勢いを 肌で感じた」と話していた▶講演後、イナモトさんを囲み、積 極的に若者たちが質問していた◀ F J M N を 運 営 す る の は 有 志の若手たち。母体のJaNet のメンバーもサポートしている


































































































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