Page 12 - NY Japion
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趣味の集い  日本に カ所のヨガスタ ジオを持つ「スタジオヨギ ー」のクラスが、ユニオンス クエア近くのスタジオで今 年からスタートした。クラ スでは、日本本部ディレク ターのヤスシこと田中康資 さんと、本部招へい講師の デビュスキー・ショウコさん が、交代でインストラクタ ーとして教えている。心に筋肉のウオームアップ は、「ここは満員電車の法則 を行って、徐々に体の代謝 です。足を突っ張っていたら を上げて行く。 倒れてしまうので、膝をちと言うヨガ歴 年でクラス   もう一人のインストラク 初参加の主婦、勝見陽子さ ターのショウコさんは、アー んは、「難しくてできなかっ ユルベーダを取り入れたヨ たLポーズができたので、 ガや女性対象のヨガのワー すごくうれしかったです」 クショップも行っている。 と笑顔を見せた。 「日本語で習うと、今まで  「体の中を風が通っていることを意識しましょう」。マットに座って目を閉じた生徒に、ヤスシさんが静か   片脚のポーズの練習に入 に語り掛け、体全体を使う った。バランスの取り方がかりやすいです。私は肩凝 りがひどくて体の滞りを感 じているので、体の中を風 が通るように、という説明 も理解しやすかったです」われるのが、ヨガを教える 醍醐味(だいごみ)です」と ヤスシさんはほほ笑んだ。 2人のインストラクターの サポートが心強い。「太陽礼拝のポーズ」を中 キーとなる「木のポーズ」で  ブロックもフル活用し、 ょっと曲げておくと立って 両足のかかとをブロックで いられます」と、グラグラ揺 支えて下半身を安定しや れる動きを見せて、笑いを すくしてからポーズを作 誘いながらのヤスシさんの る。質問にも丁寧に答えて 説明に生徒も納得。最後に くれる。例えばブロックに 呼吸を整えて、あおむけの 足裏をつけない理由を聞か ポーズでリラックスしてク れて、足のしくみから、腰痛 ラスは終了した。 を引き起こすリスクを話   「先生の説明がとても分  ヨガ歴 年でマッサージ 気付かなかった部分が分か セラピストのモレトン・久 るとよく言われます。理解 美さんは、「ヤスシさんは、 が深まると、ポーズもじっ 動きを日常のものに例えて くり味わうことができます 説明してくれて、イメージ よ」と説明する。 しやすい。筋肉の仕組みな   「精神的なサポートに携すヤスシさんに、生徒は聞 き入っている。ど解剖学的なことからヨ ガの哲学まで、多方向から 教えてもらえるのでとても ためになります」と充実し た時間を過ごした。今週のインストラクターショウコさん&ヤスシさん かゆいところに手が届くコミュニケーションを 取りながら、どんな疑問にも答えていきます。この クラスを学びの場にしてもらって、生徒さんが成 長して、また別の仲間を連れて来てくれるといい ですね。また、肩凝りや腰痛などの慢性病を持つ 人が多いですが、姿勢の改善など、解決のお手 伝いができれば幸いです。気を張らず気軽に参加してください。(ヤスシさん)  一人一人が楽しく輝いていけるクラスです。 呼吸に意識を向け体を動かすことで、内なる自 分の素晴らしさに気付いて自信が付けば、さらに 可能性が広がります。興味があってやってみた いけど、なかなか踏み込めないでいる初心者にも 丁寧にご指導します。(ショウコさん)募集中            毎週火曜日午後6時30分からと金曜日午前11時か ら1時間半、CRSスタジオ(123 4th Ave.)で実施。8 月4日~31日に、全米ヨガアライアンスの200時間 の資格取得のティーチャートレーニングを開催予定。■問い合わせnewyork@studio-yoggy.com www.facebook.com/Yoggy-Yoga-in-nyc-16694 0717333121920Friday, June 17, 2016|Vol. 869|12 COMMUNITYスタジオヨギー学びの場となるヨガ 日本語で深く理解15◀通常5~10人のアットホー ムな雰囲気のクラス。初心者 が多く基本から教えてもらえる10日本語によるほぼ休みなしでの90分のレッスン。ポーズだけでなく、ヨガの哲学や腰椎 や骨盤、坐骨といった解剖学的な体の仕組みも分かりやすく学べる▶「Lポーズ」にチャレンジ。簡単 そうだが壁伝いに足を上げるには コツがいる


































































































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