Page 14 - NY Japion
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若者の日常チェック!若彼らは日常をどうやって過ごしているのか。 仕事場、オフの姿を追う。お客さんの要望 をより深く知るた めに英語は不 可欠。時間を見 つけては英語の勉強をしている。 英語に堪能な スタッフからも学 ぶことが多いさまざまな 髪 質 や感性を持つお 客さんの要望に 応えるため、技 術の向上は常 に心掛けている という愛犬コロタと過 ごす時間が何よ り の 癒 や し 。毎 日の散歩を通じ てコロタとのコミ ニケーションを 図っているとい う推薦者のことばガーデン・ニューヨーク代表 河野悌己(よしき)さんポジティブなキャラクター とお客さまのライスタイル を踏まえたスタイル提案 で、東京でも人気急上昇 のスタイリストです。また お 客 さま 一 人 一 人 の ヘ アのお悩みを真摯(しん し)に受け止める姿勢に はいつも感心します。喜多翔吾さん■美容専門学校卒業後、 2006年ガーデン入社。12年トップスタ イリストに昇格。14年10月からニューヨ ークと東京を往復しながら勤務。 www.garden-nyc.com10 12Friday, January 8, 2016|Vol. 846|14 INTERVIEWNYで奮闘する  若者に直撃インタビューニューヨークで奮闘する若者たち。 その新しい発想、夢に向かって走 る姿は私たちを常に刺激する。 今、輝いている若者に熱い思いを 語ってもらい、また上司からの応 援メッセージも聞く。喜多翔吾さんとはお客さまとスタイリス らい、自分自身でもチャレ 舗に300人ほどヘアスタ トで作り出していくもので ンジしたいと思いました。 イリストがおり、近年入社す。そのため、お客さまに対 昨年は1年間で5回、それ ヘアスタイリスト(ガーデン・ニューヨーク しても一緒に働くスタッフ ぞれ2カ月ずつニューヨーする者の中には海外で働き たいという希望を持ってい る者も少なくありません。 今僕は、会社と上司のおか げで、ニューヨークと東京 を往復しながら仕事をし ています。店勤務)に対しても、自分自身が人 クで仕事をしましたが、2 としてどうあるべきかが、 016年はニューヨークで まず大切であることをガー の勤務に重きを置く予定 デンで学びました。どうし です。 たらお客さまに喜んで頂   言葉の壁は短期間で克 けるか、自分には何ができ 服するのは難しく、最初は――ヘアスタイリストになっ の中で成長したいと思いまたきっかけは? した。その店の空気、空間、   高校2年生のときに初 スタッフに魅せられましめて行ったヘアサロンが今 た。のガーデンの前身であるニ   そして9年前、美容学校 るのか、このようなことを お客さまと思うようにコ  その経験から得たもの を後進につなげいきたいと 思っています。自分自身か つスタッフの新しい可能性 や挑戦の幅を広げていきた いです。ュートラルでした。  担当してくれたスタイリを卒業し、ガーデンに入社 日々考えながら仕事をし ミュニケーションが取れま しました。 ています。 せんでした。しかしスタッフ ――ヘアサロンという職場   また、この仕事は、結婚 のサポートがあり、徐々にストに憧れて、僕もヘアスタイリストになりたいと思いました。ニュートラルは活   ヘアスタイリストとして 気にあふれ、皆楽しそうに の技術的成長は必要不可 仕事をしていて、自分もこ 欠ですが、ヘアスタイリングで学んだことは?式など、お客さまの人生の ですが英語にも慣れてき 大事な瞬間に携わること て、現地のお客さまとのコ もできる職業です。その意 ミュニケーションも取れる 味でも、人としての姿勢を ようになり、喜んで頂ける 日々考えながら仕事に向 ようになりました。 き合っています。   ニューヨーク店には、日 ――ニューヨークのサロンで 本人とそれ以外のお客さの仕事は?まがいて、多言語が行き交 い、ヘアに求めるものも異 なります。そうした環境で 思うことは、全てのお客さ まに喜んでもらえるサロン にしたいということです。 ――今後どんなことに挑戦 していきたいですか?  ガーデン・ニューヨーク店(323 W. 11th St.)がオー プンしたのは2014年月。準備のため、その年の月に初めてニューヨーク に来ました。ニューヨーク 店のプロデューサーである 直属の上司にきっかけをも  ガーデンには今、全9店


































































































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