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05|Vol. 932|Friday, September 8, 2017®Weekly NY Japion2017年9月8日号(No.932)______________President / Publisher大西 仁 Hitoshi OnishiEditor in Chief田中真太郎 ShintaroTanakaAya MinamiSachiko Suto Kazue Yoshida Marie Hiraga Memi NojiriSachiko Ninomiya Yusuke Yoshino Saeko Hirota Mika Nakazato                    常25以上で肥満と見なされますが、日 は、「1日1回測ったグループで肥満者 本人糖尿病患者のそれは平均23.1、 に最も大きく減量がみられ、全く計らな 欧米人は29.4です(※3)。同じ身長・ いグループでは適正体重者に最も大き 体重なら、日本人の方が高リスクになる な体重増加がみられた」という結果が出のです。メタボリックシンドローム(メタボ)予防のために、 正しい知識と改善方法を専門家に聞いた。最新機器で管理Abbott社の「FreeStyle Libre Pro(」写真提供:Abbott)。糖尿病 患者用の血糖値測定ホーム機器の最新システム。極小針がついた 装置を二の腕に常時装着し、15分おきに自動的に血糖値を測定、ク ラウドに記録する。研修医時代これを試した北本先生曰く「針の痛み も全くなく、違和感ゼロ。シャワーも運動もできます」。アメリカでは医師 の管理のもとに使用し、保険でカバーする。ちなみに日本では9月1日 から、「FreeStyle Libre(」指先で採血するタイプ)の保険償還が始ま った。(www.myfreestyle.com、www.freestylelibrepro.us)一家に一台体重計。編 集 部 Sがアマゾンで購 入(32ドル99セント)。ア イフォンのアプリとリンク し、体重計に乗るたびに自動的に結果を記録。毎日の推移がグラフで表示される。体重、体脂 肪、体の水分、BMI、骨密度、内臓脂肪、基礎代謝量、筋肉量が一 瞬にして表示される。「毎回グラフを見るのが楽しみ」とはSの弁。10 ポンド減を目指す。Editorす。心筋梗塞の最重要原因がコレステ南 あやロールです。脳梗塞の原因は高血圧   糖尿病と診断されたら、すぐに専※ Lancet. 2003;361(9351):85. 3:Designer(※1)。 門医で治療を受けてください。※4:Int J Behav Med. 2012;19(3): 351-8.須藤幸子 吉田和恵 平賀マリー 野尻芽美二ノ宮祥子 吉野雄介 廣田佐英子 中里美嘉 予備軍と、健康な人には、自宅ででき  一方で、高血糖が最も影響を及ぼす る安価かつ効果的な健康管理法があSalesす。糖尿病と診断されてから血糖管理 体重計!」。糖尿病予備軍が、市販のホAccountingを測ることで、自分を知り、意識して毎日釼持雅代新谷哲士 Tetsuji ShintaniTrend Pot NY, LLC40 Exchange Pl., Suite 1902 New York, NY 10005TEL: 212-431-9970TEL: 1-800-535-6863FAX: 212-431-9960 www.ejapion.com info@trendpot.com©2017 Weekly NY Japion本紙掲載の記事・写真の無断複 写、複製、転載を禁じます。本紙に 掲載された広告内容に関しまして はジャピオンは一切責任を負いか ねます。記事提供:共同通信社 ______________Weekly NY Japion は、トライステ イトエリア(NY・NJ・CT)とボストン、ワ シントンDCエリアで毎週23,000部発 行 し て い ま す 。一 部 レ ン タ ル ビ デ オ店によるマンハッタン地 区オフ ィス デ リ バ リ ー で も 入 手 で きま す 。 www.ejapion.comでもジャピオンの 記事がご覧になれます。Masayo Kemmochi Member, TPNY, LLCを送ることです。  高血糖/コレステロールを 放置したらどうなりますか?  悪玉コレステロールが高い状 態、あるいは善玉コレステロール が低い状態を放置すると、心臓あるいています(※4)。 (出典文献)は脳血管といった大きな血管を詰まらせ高 血 糖 /コレステロール の改善に、何ができるでしる原因となります。日本では近年、心筋 ※1:Circ J. 2016;80(6):1386-95.: Lancet. 2004;364(9438):937-52.※ 2 :D i a b e t e s C a r e . 2 0 1 3 ; 3 6 ( 6 ) : 1 7 8 9 -96.梗塞や脳卒中による死亡が増えていま ょうか?のは、神経や目、腎臓などに張り巡らされている小さく細い血管(細小血管)で ります。体重管理です。「一家に一台、を怠ると、約5年で神経、10年で目、そーム医療機器で血糖値をモニターするお話を聞いた 先生北本匠先生Takumi Kitamoto, MDの後腎臓の細小血管が詰まると言われ ことの、糖尿病への予防効果はまだ証 ます。これらの障害が進行すると、足の 明されていません。それよりも、毎日体重切断、失明、腎透析を要する状態を招 きます。  日本人は欧米人より糖尿病 になりやすいというのは本当ですか?のポスドク研究員。インスリンシグナ スト。夜はその日の飲食分があるので体 ル、肝臓を軸にした糖尿病の病態 残念ながら本当です。日本人を謝され水分として抜けるので、朝は軽い のが分かるはず。朝夜では0.3~0.5kg は体重差があります。  私の日本での臨床経験からも実感し ていることですが、体重管理ができる患 者さんは、治療効果がよく現れます。肥 満、過体重、適正体重の人を対象に、 毎日1回以上体重を測る人、1週間に1 回測る人、月に1回以下しか測らない人 の2年後の体重を比較したある研究で学医学部卒業、内科一般及び日 本の糖尿病・内分泌専門医。長野 県佐久総合病院他で研修医、横 浜労災病院専修医。千葉大学大 学院医学研究院入学、日本学術 振興会特別研究員。今年4月から 同海外特別研究員として現職。Columbia University Medical Center1150 St. Nicholas Ave.(at 168th St.)※北本先生作成の体重推移グラフ例含むアジア人は、欧米人よりもイ ンスリンを出す力が低いことがその理由 (※2)。そのため、食べた糖の余剰分を脂肪として蓄える(太る)ことができず、 余分な糖が血液中に流れ出てしまいま す。その結果、痩せていても糖尿病の 状態に至ってしまうわけです。  実際、こんな報告があります。肥満度 指数のBM(I Body Mass Index)は、通 朝起きてすぐの排尿後と、夜寝る前の1日2回、パジャマを着て測るのがベ コロンビア大学メディカルセンター重が少し重いですが、夜中にそれが代 解明研究をする。2008年千葉大                42歳のとき、身長170cm、体重104kgで、ヘモグロビンA1C値が7.3% でした(6.5%以上が糖尿病)。コレステロール値も高く、医師の指示で栄養 士の指導を受け始めました。慣れるまで食べ物の我 慢(種類と量。うどんが2玉から1玉に)が大変でした が、ピラティスもやりながら、1年ちょっとで88kgまで 減量(16kg減)。ヘモグロビンA1C値も中性脂肪値 も一気に正常値内に。毎日体重計に乗るのが楽し みでした。ところがちょっと気を抜いて、今また95kg ...。栄養士さんの目が光っていないと、一人での減 量は難しいと実感しています。運動療法の専門家 の指導もこれから受けたいです。MMさん(NY市在住、日本人男性、45歳)


































































































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