Page 4 - NY Japion
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(左「)Palirria」の「VineLeavesstuffedwithrice」は、ブドウの葉でご飯を 包 ん だ ギ リ シ ャ の 伝 統 料 理 ド ル マ 。 酸 味 が ソ フ ト な の で 、 そ の ま ま い た だ い て もサラダに加えてもおいしい。(右「)Zanae」の「Giant Beans In Tomato Sauce」は、白インゲンマメのトマトソース煮。セロリやタマネギのうま味が効 いた、ラタトゥイユのようなおいしさは想像以上。(左「)Batchelors」の「OriginalMushyPeas」は、煮崩れた感じに仕上げ た え ん ど う 豆 。 甘 く な い 、 ず ん だ 餅 の 餡 ( あ ん ) の よ う な 味 と 食 感 。( 右 )「Haywards」の小タマネギの酢漬け「Traditional Onions」は、酸味と食 感がラッキョウを思わせる。どちらもどこか懐かしく、ホッとできる。箸休めやサ イドディッシュに取り入れてみては?(左「)Henaff」の「Pork Liver Pate」は伝統的な製法で作られた、豚のレ バ ー の パ テ 。 リ ッ チ だ が く ど 過 ぎ な い 品 の よ さ が 魅 力 。 フ ラ ン ス パ ン に 塗 っ て 前菜にしたい。(右「)Brral」の「Barral Olives Noires Aromatisees」は、 黒オリーブをプロバンス地方のハーブでしっかりと香り付けしたもの。やはり フレンチワインと共に優雅にいただきたい。(上)調理したサバを黒コショウとオイルに漬け込んだ「Sunnmore」の 「Pepper Makrell」。(下「)Stabburet」の「Stabburet - Makrell」は、サバ のトマト煮。どちらも1缶で一人前のメーンディッシュになるくらいのサイズ。寒冷な環境で育つため、脂肪を豊富に蓄え、うま味たっぶりの肉厚なサバは、 缶詰とは思えない極上の味で満足度が高い。(上)スペイン北西部、ガリシア地方の高級缶詰シリーズ「Cabo de Peñas」から、ムール貝のエスカベーチェ「Mussels in Pickled Sauce」。 肉厚の貝は、まるでアンキモのような食感。(下)北スペイン原産の赤ピーマ ンにアンコウの肉を詰めた、「Rorasa」の「Piquillo Peppers Stuffed with Monkfish」は、ホームパーティーにもってこいの絶品タパス。(左)アーティチョークやドライトマトを、ワインビネガーやエクストラバージンオ イルに漬け込んだ、「PONTI」の「Mixed Vegetables」は、オイルのうまさが 引き立つ一品。(右)ナメコやフクロタケ、チチタケなどがたっぷり入った、「Piemont Fungo」の「Mixed Mushrooms in Olive Oil」は、爽やかな酸 味とキノコの食感が癖になる。どちらもアンティパストにぴったり。Friday, March 25, 2016|Vol. 857|04 COVER STORYNYで見つけた缶詰 瓶詰ヨーロッパとアジア各国で生産された、開封後すぐこんな国のに食べられる缶詰と瓶詰を、マンハッタンの食料品店 で編集部がリサーチ。食卓に新しい味を迎えよう!フランス イタリアイギリス スペインギリシャ ノルウェー


































































































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