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05|Vol. 854|Friday, March 4, 2016ジ ュ ー イ ッ シ ュ 料 理 に 挑 戦!ッ®Weekly NY Japion2016年3月4日号(No.854)______________President / Publisher大西 仁 Hitoshi OnishiEditor in Chief田中真太郎 ShintaroTanakaEditor甲斐田雅子 Masako Kaida 五十嵐由紀 Yuki IgarashiDesigner須藤幸子 Sachiko Suto 吉田和恵 Kazue Yoshida 林敦 Atsushi Hayashi 平賀マリー Marie HiragaSales吉田政道 Masamichi Yoshida 清水香里 Kaori Shimizu 二ノ宮祥子 Sachiko NinomiyaAccounting釼持雅代 Masayo KemmochiMember, TPNY, LLC 新谷哲士 Tetsuji ShintaniTrend Pot NY, LLC40 Exchange Pl., Suite 1902 New York, NY 10005TEL: 212-431-9970TEL: 1-800-535-6863FAX: 212-431-9960 www.ejapion.com info@trendpot.com©2016 Weekly NY Japion本紙掲載の記事・写真の無断複 写、複製、転載を禁じます。本紙に 掲載された広告内容に関しまして はジャピオンは一切責任を負いか ねます。記事提供:共同通信社 ______________Weekly NY Japion は、トライステ イトエリア(NY・NJ・CT)とボストン、ワ シントンDCエリアで毎週24,000部発 行 し て い ま す 。一 部 レ ン タ ル ビ デ オ店によるマンハッタン地 区オフ ィス デ リ バ リ ー で も 入 手 で きま す 。 www.ejapion.comでもジャピオンの 記事がご覧になれます。取材ですっかりジューイッシュ料理通になった本誌記者が、3ページで紹介した料理本 「イーティング・デランシー」記載のレシピに従って、本格ジューイッシュフードを家庭で作ってみた。挑んだ料理は「ポテト・ラトカ」。ユダヤ人の食卓には欠かせないスナックだ。Shalom Japan310.4 .ooN 11211 183884012 .o  .oマッツオボール・ラー メン(18ドル)ポテト・ラトカ【材料】ジャガイモ ............................ 中2個 タマネギ............................... 中1個 ★卵 ......................................... 2個 ★ベーキングパウダー.....小さじ1/2 ★コーンオイル............... 1/4カップ ★小麦粉 ...................... 1/2カップ ★塩 ............................. 小さじ11/4 ★こしょう ........................小さじ1/8 ☆マッツオの粉 ..................1カップ 揚げ焼き用コーンオイル .. 1/8カップ※マッツオの粉は、無発酵のパン(マッ ツァー)を細かくほぐした粉で、ジューイッ シュ料理に欠かせない食材。スーパー で購入可。千 切 りし たジャガイモの 水分は軽く流す程 度に。決して絞らないこと。料理が苦手な記者でも難 なく完成。カラりと揚がった 歯 触 り は 、ま る で 野 菜 か き 揚げ天。ほくほくの食感は お好み焼きを思わせる。ビ ー ル や 焼 酎 の つ ま み に は 最適だ。味付けが塩こしょう だけでシンプルなので、サワ ークリームやディップなどの ソースを付けて食べてもい い。中濃ソースやマヨネー ズでもいける。読者の皆さ んもぜひ、挑戦あれ!【作り方】❶ ジャガイモは皮をむいてスライサー か フ ード プ ロ セ ッ サ ー で 千 切 り に す る。❷ タマネギも同様に細く切る。❸ ボウルで1と2をよく混ぜ合わせ★の材料を順番に混ぜる。❹ よく混ざったところで☆を投入。さ らに混ぜると「タネ」が完成。❺ フライパンでコーンオイルを熱した ら、スプーンで「タネ」を落とし、直径 10センチ程の平たい円形にのばす。❻ 低温で3~4分こんがり揚げ焼きに する。揚げ色が付いたらひっくり返し て裏面をさらに2分程焼けば出来上 がり。「タネ」が 適度にゆるいほうがしゃきっと仕 上 がる。マッツオとオイ ルの分量で適宜調節しよう。シイーュジ本の中のレシピでは大きなフライパンに薄く油が広 がっている感じで、「揚げ焼き」に近い。ただ、揚げ 焼きにすると、タネの重みで鍋にくっつきやすいの で、中華鍋を使って浮かせるように作ってみた。「マグロのタタキ」。香ばしい黒ゴ マソースを添えていただく結婚3年目のおしど 21 りシェフ夫婦、アーロンさんと佐和子さん風和の愛婦夫ュ  ジューイッシュ料理の限 マッツオボール、マンドル に。付け合わせのレーズン 界に挑戦しているともいえ (ジューイッシュのクルト バターとよく合う。 るのが「シャローム・ジャパ ン)、鶏の胸肉を使った自家   連日満員の大盛況。お客 ン」。「子どもの頃からおす 製チキンチャーシュー、さら は近所のユダヤ人が多いと しが大好きだった」という に水ギョーザやシナチクが か。「ウチでいつも食べてる ユダヤ人シェフのアーロン・ 脇を固める。 料理をそのまま出してるだイスラエルさんと、「ユダヤ 人の食事には日本食との共 通点が多いです」という日 本人シェフ大河内佐和子さ んの結婚から生まれた、文 字通りのマリアージュ・レス トランだ。一見「水と油」ほ どに違う両料理のフュージ ョン具合が実に面白い。例 えば、人気のラーメン。スー プはジューイッシュ料理特 有のチキン味で、具材には  ジューイッシュの祭事用 けなんですけど」とは佐和 パン「ハラー」(自家製)もご 子さん。これが 世紀のユ 夫妻の手に掛かると酒粕 ダヤ版「おふくろの味」なの 仕込で甘酸っぱいアレンジ かもしれない。編集部つくレポ


































































































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