Page 12 - NY Japion
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趣味の集い ジャパンフェス主催の「日 称)。 ティアが運営を手伝った。 本の秋祭り&ストリート 中でも今回の目玉イベン 代表を務める等々力雅ラーメン店に丁寧に参加を 呼び掛け、2店の参加を実 現させ、当日も裏方として 走り回っていた。加の「麺屋二郎」店主の安 間二郎さんは「ドラゴンさ んからフェイスブックで直 接メッセージをもらった」 と言い、「ニューヨークでラ ーメン、とんこつ味がすで に浸透しているおかげで、 受け入れられているのを感 じます。2杯目を食べに来 た、というお客さんもいて、 うれしいです」と笑う。ラーメンコンテスト」が トは、日本から2店、ニュー 月にアッパーウェストサイ ヨーク、ニュージャージーの彦さんは、 年前にイース トビレッジで同様のストリ ートフェアにベンダーとしドで行われた。当日は約 店が2ブロックにわたって 出店し、朝から夕まで多く の人出でにぎわった。日系 店が参加して行われたラーメンコンテスト。 て出店。「その際の日本の祭 来場者がこの日に食べて気 りのような楽しさが忘れら に入ったラーメンに投票し れず、同業のレストラン経 北海道札幌から訪れて いた担々麺の専門店「175° DENO担担麺」社長の出野 光浩さんは、「目標は20 50年までに世界中に3 500店舗を出すこと。そ たこ焼き、お好み焼きか 人気を競うというもので、 営者らを誘い、今も続けて ら手ぬぐい、浴衣などのグ 来場者は店名とラーメンの いる」と言う。ッズまで、日本に関連した 種類が書かれたリストを 等々力さんから誘われ、 の上でアメリカは必ず通る食品や工芸品を中心に、日 手に列を作っていた。 本文化の紹介を目的とし 当日は、バルーク大学日 たこのストリートフェステ 本クラブ、日本語を学ぶミ ィバルは、今回で 回目の ートアップ団体J‒KUR 開催(旧称「ジャパンブロッ U、ニューヨーク補習校の クフェア」。今年7月に改 高校生ら約 人のボラン同団体で代表を務めるド 道なので、アメリカ人にう ラゴンさんは、現在J‒K ちの味が受け入れられるか URUなど、日本語や日本 を知りたかった」と参加理 文化を当地で伝えるための 由を語った。 数々の活動も行なってい 今後の当地での出店を る。今回の祭りでは、日本の 視野に入れ鹿児島から参 コンテストは、会場を訪 れた来場者による人気投 票で、「175°DENO担担麺」、「麺屋二郎」が同点優勝と なった。今週の代表Friday, December 16, 2016|Vol. 895|12 COMMUNITYJAPAN FES.日本の祭りをNYで 多彩な催しで盛り上げる等々力雅彦さん(左)・ドラゴンさん 12年続けてやっていますが、成功と失敗、反 省を繰り返し、毎回工夫を重ねながら今に至りま す。もともとは、出店者として参加して楽しかった ことがきっかけで、仲間と一緒にやりだしたら、楽しくて止まらなくなってしまいました。私自身も楽し みながら、これからも盛り上げていきたいです。(等々力) 「日本の祭を盛り上げ、日本文化を世界へ発 進する」を目標にしています。今回のようなイベントを通して、日本からニューヨーク、そして世界へ、 と日本人が挑戦していける環境を作っていきた い。運営、出店者、お客さんという垣根を越えて、皆がジャパンチームの一員として今後も活動を 盛り上げていきたいです。(ドラゴン)参加者集まれ! ジャパンフェスは季節ごとにニューヨーク市内各地で ストリートフェスティバルを開催している。運営を手伝 うボランティアを随時募集している。■問い合わせwww.japanfes.comジ ャ パ ン フ ェ ス 当 日 に は 1 3 店 の ラ ー メ ン 店 が ブ ー ス を 出 店 し た 。日 本 か ら 参 加 の 175°DENO担担麺はこの日のために1000食用意していた333060 10 1112▶鹿児島から参加の麺屋二郎の とんこつラーメンを食べようと、長 蛇の列ができていた◀ラーメンを求めてできた順 番待ちの列。出店リストを片 手に、どのラーメンを食べるか 吟味している人が多く見られ た