Page 16 - NY Japion
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若若者の日常チェック!彼らは日常をどうやって過ごしているのか。 仕事場、オフの姿を追う。米国のICS(緊 急時総合調整 システム)に関 す る 基 本 ガ イド ブックを日 本 医 師会や厚生労 働省と共に出 版したことで IIGRの名前も知られるように最初のIIGRの 公 式 の イ ベ ント の際は大勢の 友人がボランテ ィアで助けてく れた。今でも大 切な仲間たち忙しい仕事の合 間に家族と過ご す時間が一番 の癒やし。現在 第二子を妊娠 中推薦者のことばHappi Enterprises, LLC代表 平井玲子さん深見真希さん■京都大学博士号(経済 学)。2012年4月危機管理専門のグロ ーバルレジリエンス研究所(IIGR)創業、 14年にDCにオフィス移転。国際危機 管理者協会(IAEM)日本代表。危機管理研究者から同 分野の社会起業家に転 換した超レアな女 性で す。IIGRの最初のイベン ト で 手 伝 っ た 際 、確 か な 知識故のカリスマ的リー ダシップに感動しました。 責任感と愛情を持ち合 わせた魅力的な人です。Friday, June 3, 2016|Vol. 867|16 INTERVIEWDCで奮闘する  若者に直撃インタビュー若者が海外で勝負する場所は何 もニューヨークとは限らない。今回 はワシントンDCエリアで奮闘す る若者が登場。文化、習慣の違いな どの苦難を乗り越え、大きな夢に 向かってひた走る姿を紹介する。深見真希さん グローバルレジリエンス研究所(IIGR)だけで実務家には提言が 届かずいつも歯がゆさを感 じており、ある時、もう研 究はやめようと決意しま した。その直後に東日本大 震災が起きて、急に教授や 学会など周囲の人たちか ら「あなたの研究がこれか ら必要になる」と言われ始 めたのがきっかけで、II GRを創業することにな りました。 ――最初は何から始めたの ですか?た政治家や官僚の訪問先 として、日本大使館が、I IGRを加えてくれるよ うになりました。 ――危機管理を専門的に 学ぼうと思ったのは何故?うで「そんな研究しても就 職先はない」とも言われま した。でも私は「危機管理 はこれから重要になる」と 直感で感じていました。 ――今後の目標は? 代表、社会起業家――お仕事の内容は? 研修プログラムを提供して   自治体、大学、企業、中央 います。  両親からは地元の女子 大に進んで地元の名門大 学出身の男性を見つけてい いお嫁さんになることを期 待されていました。それが 嫌でわざと2浪し、両親が 諦めた頃に(笑)、自分が行 きたいと思った京都大学に 進むことにしました。そこ  私のあとを継いでくれる 人を育成をしたいです。   米国には危機管理の実政府など、クライアントの ――いつから社会起業家に希望に応じた危機管理に なろうと思っていたのです関するプログラムを企画、 か?実践する教育プログラムを   社会起業家になろうと作成しています。何について 特に意識していた訳ではあ学びたいかを事前に相談 りません。私はもともと学してふさわしいインストラ 者なので、研究した成果を   まずは日本の311でクターを全米から探して 実務側に論文を通じて提 現場に行った消防士や救 でたまたま入ったゼミが きて、例えば「テロ対策」 言してきました。でも日本 急医療の医者などを米国 「非営利組織論」という営務家のプロでありながらC EOとしても優秀な人が いるので、日本でもそうい う人材の層を厚くするのが 一つの目標です。「米国の危機管理」といった では論文を読むのは学者 に呼び、イベントを行いま 利企業以外の組織の経営 した。その後、慶應義塾大 学を学ぶゼミで、論文が得 学の大学院生を対象にし 意だったこともあり、研究 た5日間の危機管理コー 者になる道を勧められ、そ スを実施したり、日本に向 のまま博士課程に進み危 けて生中継で2日間の危 機管理を自分の研究テー機管理に関する研修を行 マにしました。 いました。さまざまなイベ ――最初は理解されなかっ ントをこなしていくうちに たとか? アメリカの一流のプロから   特殊なテーマで先達がい もIIGRを認めてもら なかったので、まず審査で えるようになり、日本から きる専門家が大学院にお 危機管理関係の視察に来 らず教授陣も困っていたよ


































































































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