Page 12 - NY JAPION
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今週のオーガナイザー石原陽二さん 2カ月前から会場の手配など、準備を始めまし た。一番苦労したのは試合の組み合わせ。実は 8チーム以外にも、参加希望の問い合わせがあ りました。ですが限られた時間と2コートで行う大 会なので、最終段階までチーム数と組み合わせ を考え、お断りしたチームもありました。今日は心 配した大きな時間の遅れもなく進行できて、みん なが「楽しかった」と声を掛けてくれたのでほっと しています。今回は一人で準備しましたが、来年 は各チームと力を合わせて大会を運営するよう にしたいです。大変でしたが、最後に胴上げまで してもらってて、うれしかった。大会を見て、各地 にいろいろな日本人チームがあることを知り、サ ッカー人口がもっと増えてくれればうれしいです。募集今回、大会に参加したニューヨーク、ニュージャージの各チームの問い合わせ先は次の通り。・FC Japan/fcjnewyork@gmail.com・Once Samurai/once.samurai11@gmail.com ・AC Rosso/harureikanon@gmail.com ・Manhattan United/manhattan_united2001@hotmail.com・Princeton FC/tnoguchi0821@gmail.com ・ITU/imfumi@hotmail.comFriday, March 18, 2016|Vol. 856|12 COMMUNITYジャパンカップ最強日本チーム決める年に一度の決戦の場11年に一度、日本人チームのナンバーワンを決める大会、ジャパンカップでは、各チームが プライドをかけて戦う20▶大会の運営の重責を果たした 石原陽二さんを最後に胴上げす る一同◀この日は早朝から、8チーム のメンバーが一堂に会した趣味の集い ニューヨーク近郊の日本 重責を担った石原陽二さ 人サッカーチームが戦い、 ん(マンU)が開会を宣言しけ、各チームに声を掛けな がら会場を走り回る。「チ ームが勝ち進めば、決勝ト ーナメントは出たい...」と 予選リーグの熱戦を目の 当りにし、本音がポロリ。パン監督で、ヴェルデのキャ プテン、徳元宏文さんが選 出された。徳元さんは、「試 合時間が短いので、『相手に 隙を与えないこと』をチー ムの共通認識として持ってン、池田秀一さんは、「若い 連中にパスを出したけど、 ことごとく(シュートを)外 したので、それをネタに今 日は酒を飲みたい」と笑い、ナンバーワンを決める、ジャパンカップが2月の最終週の土曜日、ランドールズ島で催された。参加は前年覇者でクイーンズを拠点とするオンセサムライ(オンセ) ナメントへ進出する。 はじめ、マンハッタンを拠点 ジャパンカップは、今年で に活動するマンハッタンユ 6回目の開催で、「サッカー ナイテッド(マンU)、FC を通じた日本人コミュニテ ジャパン(ヴェルデ、ブルー、 ィーの交流を深めることがジャッロ の 3 チ ー ム が 参 戦)、ITU、ニュージャージ ーが拠点のACロッソ、プリ ンストンFCの8チーム。目的。でもそれぞれプライ ドをかけた戦いになりま す」と語る石原さん。自身 もプレーヤーだが、この日 は裏方に徹し、記録を付が対戦、ヴェルデとオンセ が決勝に駒を進めた。決勝 戦は、序盤から果敢に攻め るヴェルデが開始5分に挙 げた1点を守り切り、優勝 を果たした。テン、海瀬兼一さんは、「優 勝は逃しましたが、今日来 た 人全員が出場し、いつ もの練習の成果を出せてよ かった」と爽やかな笑顔を 見せた。 3得点でヴェルデ優勝に 貢献、得点王に輝いた鶴見 康二さんは、印象に残る1 本に「準決勝のマンU戦で 2点目となり、試合を決定 付けたゴール」を挙げた。 今回オーガナイザーの 大会MVPにはFCジャ 3位、ロッソのキャプテ 最後は大会開催に尽力 した石原さんを一同で胴上 げして大会が終了した。大会が始まった。試合方式 はハーフコート、 分1本 の8人制。4チームずつA、 Bグループに分かれ、各組 上位2チームが決勝トー 決勝トーナメントでは、 いた。結果、無失点だったこ ヴェルデ(A組1位)とマン とが優勝につながった」と U(B組2位)、ロッソ(B組 満足げな表情。 1位)とオンセ(A組2位) 準優勝、オンセのキャプ「(石原)陽二君のおかげ で、楽しい一日が過ごせた」 と話す。