ニューヨークで見つける 新生活にも役立つ こだわりの雑貨
新生活の始まる春は何かと身の回りの雑貨を新調するのにもいい時期。最近は日本からの出張者や旅行者もめっきり増え、最適な雑貨やニューヨークならではのファッションを知っておくことで会話も広がりそう!
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マンハッタン
13日、マンハッタン区モーニングサイドパークで起きた殺人事件に関連して起訴された13歳の少年が、叔父と叔母に付き添われて、マンハッタン家庭裁判所に出頭。第二級殺人罪、強盗、武器不法所持で起訴された。同日付CBSニューヨークが伝えた。
バーナードカレッジに通うテッサ・メジャーズさん(18)は11日夕方、大学近くの公園で3人組の強盗に襲われ、刺殺された。NYPDは現場近くを捜査中、起訴された13歳の被告を発見。同被告は12日、マンハッタンアベニューと119ストリートに面した建物ロビーで拘束された。ナイフを所持しており、建物への不法侵入で逮捕された。
同被告は叔父が同席した警察の尋問で、友人2人と共に被害者を殺害したことを自白。法廷での証言によると、3人組は男性をつけて公園に行ったが、襲うことを断念し、代わり被害者を襲ったという。友人2人が首を絞め、ナイフで刺したのを目撃した後、ポケットに入っていたものを奪って逃げたと述べた。
NYPDは18日現在、残りの2人の容疑者らを捜索している。
ニュージャージー
ニュージャージー州ジャージーシティーで10日、ユダヤ人経営の食料品店で立てこもり銃撃事件が発生し、警官1人と市民3人が死亡。12日、捜査を担当する同州司法長官は、事件が反ユダヤ的な憎悪犯罪の可能性を示唆した。12日付ABC7ニュースが伝えた。
ベイビュー墓地にいた男女2人の容疑者に警官2人が近付いたところ、容疑者らが発砲。警官1人が死亡、もう1人が負傷した。容疑者らはその後、車で移動。ユダヤ人経営の食料品店に立てこもり、警官らと銃撃戦を行い、店員ら3人と両容疑者らが死亡した。
同長官は、複数の証拠から事件の動機が憎悪にあったことを強く示し、両容疑者が反ユダヤ、反白人および反警察の傾向がある団体「ブラック・ヘブライ・イズリアライト」の同調者ではないかとしている。
ブロンクス
先月7日、ブロンクス区ウィリスアベニューで、麻薬密売の容疑がある男の自宅に警察が強制捜査に踏み込んだところ、男が警官の顔に向かって合成麻薬を投げつけ、逃走を図る事件があった。12日付パッチが伝えた。
クリチャン・ロハス被告(44)が警官に投げつけたのは、中毒性の高い合成麻薬、フェンタニルの粉末で、警官4人がこれを吸い込み、うち1人が失神、もう1人が呼吸困難となり入院した。
また警察は、同区ウィリスアベニューと東140ストリートに位置する、PS49の向かいにある別のアパートも捜査。他の密売人6人を発見し、麻薬の不法所持などで逮捕した。その際、ヘロインやフェンタニル、パラフィン紙の封筒2万枚近くを押収した。
ロハス被告は12日、マンハッタン区のニューヨーク南部地区連邦地方裁判所に出廷。麻薬の不法所持罪に合わせて、警官に対する暴行罪でも起訴され、他の被告6人と共に、罪状認否を行った。
クイーンズ
毎年恒例の「サンタコン」がニューヨーク市で開催された14日、ロングアイランド鉄道車内で、他の乗客を刺した男が逮捕された。目撃者複数によると、サンタの仮装をしたサンタコン帰りの集団が男を取り押さえ、被害者を助けたという。15日付パッチが伝えた。
午後5時55分にマンハッタン区ペンステーションを発車した、ロングアイランドのバビロン行き列車の車内で、45歳の男がナイフを取り出し、22歳の男性の足を刺し、けがを負わせた。
その場に居合わせた、サンタコン帰りの仮装した乗客数人が、容疑者の男を取り押さえた。取り押さえた乗客の仲間の1人がその様子を撮影し、動画をツイッターに投稿した。
被害者の男性は、クイーンズ区エルムハースト病院に搬送され、生命に別状はないと伝えられた。
MTAは地元メディアに対して、「傷害事件はサンタコンとは無関係で、容疑者も被害者もサンタの仮装はしていなかった」と述べた。
ツイッターに動画を投稿した乗客によると、容疑者は酩酊(めいてい)していたという。
ニュージャージー
リンカーントンネル内で15日夜、SUV車が炎上し、同トンネルの全車線が閉鎖された。これにより現場では大きな渋滞が発生した。同日付ニューヨークポストが伝えた。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局によると、同車両は午後5時4分に炎上し、6分後には消火された。同局は事故車両を撤去し、トンネルの構造の損傷の有無を調べた。
火災によるけが人は報告されておらず、車両が炎上した原因も15日時点では不明となっている。
火災発生後にトンネル内の複数の車がUターンしようとしたが、警察は緊急車両の通行を優先し、それらの車を停止させた。
同トンネルは15日に1車線の通行を再開。16日朝のラッシュ時までには、全線が再開した。
マンハッタン
マンハッタン区ローワーマンハッタンで11日、2歳の男児が地下鉄駅のプラットフォームから転落し、電車とプラットフォームに挟まれ死亡した。同日付CBSニューヨークが伝えた。
事故は午後6時ごろ、地下鉄フルトンストリート駅で発生。男児は両手に買い物袋を持っていた母親と一緒に、プラットフォームに向かって歩いていたが、母親の前を突然走りだし、プラットフォームから足をすべらせて転落。その時、ちょうど北行きの2番ラインが構内に入ってきて、男児はそのままひかれた。
MTA関係者によると、男児を引き出すためにエアバッグを使用し、電車を持ち上げなければならなかったという。
目撃者は、「MTA従業員や乗客らが懸命に電車を押し上げ、男児を引き出していた」と話した。
電車の下から引き出された男児は、搬送先となるニューヨーク・ダウンタウン病院で死亡が確認された。
NYPDは、男児の氏名を公表せず、「今回の事故に犯罪性はなく、ただ悲劇的な事故であった」と発表した。
マンハッタン
ローワーマンハッタンの市庁舎前で12日、犯罪集団についてのデータベース消去をNYPDに求める抗議活動が行われた。同日付パッチが伝えた。
社会正義推進団体や国選弁護人、同データベースの誤情報のために被害を受けた人々が抗議活動に参加。このデータベースが「有色人種に対して、刑事司法制度上で不当に利用されている」と訴えた。
同データベースは、レイ・ケリーNYPD本部長(2012年当時)が、ギャングメンバーとされる人々のデータベースを確立し、14年から利用を開始。約1万7500人の情報が入力されていると発表していたが、6日にブルックリン大学が発表した報告によると、約3万7000人の情報が入力されているという。
ギャングメンバーと自認したニューヨーク市民や、または第三者によってギャングメンバーであると確認された人が、同データベースに入力される。NYPDによると、刺青や、非犯罪行為によっても入力される可能性がある。
オールバニ
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は10日、乳幼児の神経系に害を及ぼす可能性がある殺虫剤の、同州での空中散布禁止を発表した。12日付NBCニューヨークが伝えた。
同知事は州の環境保全局に、2020年12月までに殺虫剤のほぼ全ての使用を禁止するよう指示。ただし、リンゴの木の幹への散布は、21年7月まで許可される予定。
環境保護団体「地球の友」によると、ニューヨーク州での殺虫剤使用禁止は、ハワイ州およびカリフォルニア州に続く措置だという。同団体は、殺虫剤が農場労働者への急性中毒や神経障害のリスクをもたらすと主張している。
州議会は殺虫剤を禁止する法案をこの春に承認した。その後、同団体は同知事に、殺虫剤のクロルピリホスを禁止するよう働き掛けた。同剤はトウモロコシ、大豆、ブロッコリーなどの作物の生育に使用される他、ゴルフ場でも使用されている。一方、リンゴ農家は、クロルピリホスがアブラムシなどの害虫に効果がある唯一の殺虫剤であると主張している。
マンハッタン
MTAは今月、新運賃支払いシステム「OMNY(オムニー)」を段階的に拡張することを発表。新たにペンステーションで利用可能となった。11日付PIX11が伝えた。
クレジットカードやスマートフォンなどをタップすることで運賃の支払いができるOMNYは、今年5月、地下鉄4、5、6番線のアトランティック駅からグランドセントラル駅間、およびスタテンアイランドのバスで使用が開始された。
同システムは、将来的に運賃割引や無制限乗車カードへの対応、また現金をチャージできるカードタイプに対応予定。MTAが発行するメトロカードは2023年まで使用可能。
同システムは国際基準に基づいており、米国を含む112カ国以上で発行された銀行カードなどで使用できる。一部クレジットカード会社はタップ式支払いを促進するため、MTAと提携している。
ニョーヨーク
北米プロアイスホッケー(NHL)所属のニューヨーク・レンジャースは、今年11月初旬に11〜14歳の女子を対象としたジュニアリーグを発足。約150人ホッケー少女たちが同リーグに参加した。14日付PIX11が伝えた。
女子ジュニアリーグは、レンジャースのアイスホッケー教室に参加した少女数百人の関心の高さを受けて発足。期間は20週間で、マンハッタン区セントラルパーク北部のラスカーリンクなど、ニューヨーク都市圏のリンク13カ所で開催され、講習10回と試合10回が行われる。参加費用は1人につき395ドル。
現在、アイスホッケーのジュニアプレイヤーのうち、女子は13%にすぎない。レンジャースの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンの事業運営担当者は、「参加率を50%に上げるのが、女子ジュニアリーグ発足の狙いだ」と語った。女子参加者は、男子との合同リーグか、参加費用の高額な遠征チームに限られていた。
コネチカット
全米のクリスマスツリーの価格が、2年連続で上昇する見込みだと、10日付フォックス5ニューヨークが伝えた。
クリスマスツリーの植樹から出荷には10年ほどを要するため、ある年の植樹数は、その約10年後に出荷数に影響する。全米クリスマツツリー協会によると、1990年代後半から2000年代は供給過剰だったが、00年代後期には米国経済が景気後退期に突入したため、比較的少ない数のツリーが植えられていた。リーマンショックから10年後の昨年には、ツリーの価格が4%も上がり、同協会は、今年もその傾向が続くとみている。今年のツリー1本の価格は70ドルで、今後数年は同価格が続く見込み。
全米で毎年販売されるクリスマスツリーの本数は、約3200万本以上。ツリーの値上がりに伴い、州外や国外で栽培された比較的安価なツリーを購入する消費者がいる一方で、本物を求めるミレニアム世代と供給不足のおかげで、小農場でも需要が増加しているという。
マンハッタン
マンハッタン区アッパーイーストサイドに来年1月、「メモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター」の新施設がオープンする。12日付amニューヨークが伝えた。
「デービット・コーク・センター・フォー・キャンサーケア」と名付けられた同施設の敷地面積は、約6万9000平方メートルと、同センターのがん施設としては最大規模。建設のために1億5000万ドルを寄付し、同センターの理事でもあった、故デービッド・コーク氏の名前が冠されている。
同センターによると、新施設はがん治療の多様な専門家の協力強化の促進と、患者の負担の緩和を目指して建設された。
マンハッタン
ハリウッドの元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン被告(67)が、性的暴力などの罪で、被告の映画会社幹部や女優、元従業員30人以上から起訴されている件に関して、訴訟の大半が原告に対する2500万ドルの支払いで和解するという暫定合意に達した。11日付NBCニューヨークが伝えた。
同合意によると、被告は和解金を自身で支払う必要も、過ちを犯したと認める必要もなく、破産した被告の映画会社ワインスタインカンパニーの保険会社が和解金の支払いを引き受ける。和解案は、和解金支払いの前に裁判所の承認を得る必要がある。
原告側と一部の弁護士は合意を支持しているが、和解を批判する声もある。原告の1人の女性は、ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所で、「性的暴行や嫌がらせは容認されるべきでなく、行為を行った人物を守ろうとする、企業全てに対し警鐘する意図で訴訟を起した」と述べた。その上で、「全ての被害者が回復の機会を持ち、前進するための和解案」だと述べた。
ニューヨーク州金融サービス局は12日、マンハッタン区拠点のシグネチャー銀行を閉鎖し、連邦預金保険公社
スタテンアイランド区プレザント・プレーンズで9日、散歩中の犬が地中に埋まっていた人の手を発見した。1
ブルックリン高位裁判所は9日、無実の罪で18年間服役させられたシェルドン・トーマスさんの釈放を命じた
ニューヨークで見つける 新生活にも役立つ こだわりの雑貨
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