明日試したくなるカラダの豆知識

〈第1回〉 枕、正しく使えていますか?

毎日働き続ける私たちのカラダ。何か特別なことを始めなくても、ちょっとした気づきで、毎日はきっと変わるはず。カラダとのつきあい方をテーマに、暮らしの中でできるヒントをお届け。あなたとカラダの新しい関係を見つけていきましょう!


枕、正しく使えていますか?

朝起きたときに首が痛い、寝違えることが多い、高品質の枕を使っているのに痛みが出る…そんな方は、枕の種類ではなく、「置き方」に原因があるかもしれません。枕の位置や高さを少し見直すだけで、首や肩への負担を減らし、睡眠の質を高めることができます。

仰向けの良い例

仰向けで寝るときは、枕を頭だけでなく首や肩の下までしっかり差し込むことが大切です。首が浮いた状態では、筋肉や関節が緊張しやすく、朝の痛みの原因になります。肩も巻き肩にならず、自然にマットにつくようにタオルなどを入れ、工夫しましょう。横向きで寝る場合は、枕の高さの調節が重要です。頭の位置が低すぎると、首の骨(頚椎)と背中の骨(胸椎)のラインが崩れ、首に偏った負担がかかってしまいます。タオルや二つ目の枕などを使って、首と背骨がまっすぐになるように高さを調整しましょう。

就寝時の姿勢は、私たちの健康に大きな影響を与えます。たった一晩の姿勢のクセが、翌朝の痛みやだるさにつながることもあります。正しい枕の使い方を意識し、首にやさしい眠りを手に入れましょう。

<今週のカラダヒント>
夜間の寝返りが多く、枕を仰向けか横向きかどちらに合わせれば良いかわからない方は、痛みや不快感でよく目覚めるときの姿勢を思い出し、その姿勢に合うように枕の高さや位置を調整してみましょう!

 

小崎裕也

◾️

日米の理学療法士免許を持ち、アトランタのEmory大学でドクターの称号を取得。キネシオテーピング、栄養指導、ストレングス&コンディショニングの資格も保有。Functional Manual Therapyを用い、姿勢や動作の分析から根本原因にアプローチする治療を行う。地域ではラジオ体操、ランニング、ピックルボールの活動も主催。自身もランニングとサッカーを楽しみ、ランナーやサッカー選手のサポートも積極的に行う。

               

バックナンバー

Vol. 1328

雑誌『ザ・ニューヨーカー』世界

ニューヨーク発の洗練された洒脱な視点で、調査報道から小説や批評、コミックやイラストまで、多彩な記事を掲載する老舗週刊誌『ザ・ニューヨーカー』。昨年は創刊100周年を迎え、その節目を祝う企画やイベントが相次いで開催された。ニューヨーク公共図書館本館では記念展示が行われ(2月21日まで開催中)、それに連動した名物編集者らによる座談会形式のトークショーが9月に実施。さらに先月には編集部の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信されるなど、同誌は改めて世界中から大きな注目を集めている。本特集ではその歴史と編集哲学に迫りたい。

Vol. 1326

レストランからアート、本、音楽まで 今年のニューヨークベスト

2025年も年の瀬を迎える。米国の各メディアでは、この1年を総括する「ベストオブ2025」が出揃いつつある。本特集では、そうしたベストリストを手がかりにしながら、今年のニューヨークを映し出す「ベストオブベスト」をさらに厳選して紹介し、今まさにこの街で生まれつつあるトレンドに迫りたい。

Vol. 1325

冬のニューヨークを心地よく生きるメンタル&フィジカルスキル

寒さが深まり、心も体も揺らぎやすい冬のニューヨーク。そんな季節に役立つ、心と体を整えるシンプルなケアを紹介。マインドフルネスで気持ちを整え、ピラティスで巡りを高め、冬アイテムで心地よさをプラス。冬を快適に過ごす、心と体のヒントを見つけてみませんか?