ゲームしながら基礎を学ぶ バイオリンが身近になる

土曜日の朝。ミッドタウンのウィラン・アカデミー・オブ・ミュージックで行われている「バイオリン・イントロダクション・クラス」に子供たちが集まってきた。

育英学園サンデーバイオリン教室の講師も務めるミチ・フジさんは「バイオリンの持ち方や姿勢といった基礎と、音符やリズムなどの音楽理論を、ゲーム感覚で楽しく学んでもらいます」と話す。

バウンスボールを使ったリズム遊びで体を慣らした後は、弓を上下・左右に動かす練習に。「ニンジャみたい」と笑っていた子供たちが、「小指が痛くなってきた」と弱音を吐き始めた頃、次のゲームに移った。「一つのことを深く理解してもらうために、その一つのことに対してさまざまなアプローチをゲームという形で伝えています」とフジさん。

バイオリンをあごで挟み、その上に置いたおもちゃを落とさないように歩く練習では、ママたちから声援が飛ぶ。「グレートジョブ!」とフジさんも拍手を送った。ボールを使ってリズム感を養ったり、カードを使ってリズムの長さを理解したりしていくうちに基礎が身に付いてくる。

初めてバイオリンを習う子供たち向けのクラス。子供用バイオリンのレンタルも行っている

 

母親が参加する「マミータイム」も設けていて、母親が自分の子供に指導する練習を行う。「自宅でお子さんが練習する時、お母さんのサポートがあると助けになるので、その方法を実際にやってもらいます」とフジさん。

母親が自分の子供に指導する「マミータイム」

 

最後は、この日習ったことを一人ずつ発表して、45分のレッスンが終了した。

娘のリヤちゃん(5歳)の母親のチカゲ・ウォレスさんは、「先生は娘が飽きないように教えてくれます。何よりも子供を一人の人間として扱って、時に厳しく教えてくれるのがとてもいいです」と信頼を寄せる。

娘のアイオ・レイスフィールドちゃん(6歳)のママのサリー・イムさんは、「体験クラスでの先生の教え方が素晴らしくて、すぐクラスに入れました。ゲームをしながら学んでいくので、娘はレッスンを心待ちにしています。親が参観できるので私も勉強になり、自宅で子供の練習をヘルプしています。先生のメソッドのおかげで、娘はいい体験をさえてもらえてハッピーです」と大満足。

娘のクロイ・キンダちゃん(5歳)を通わせる母親のデイジー・クルーズさんは、「娘も私も先生のわかりやすい教え方が気に入っています。バイオリンは持ち方も集中しないといけないので、おかげで娘は集中力が身に付きました」と、腕だけでなく人間的にも成長できると話す。

マンハッタン在住のグエン・ルーさんは「娘のリア(5歳)は参加3回目で集中力が付いてきました。先生は娘が理解しやすいように教えてくれ、家でも楽しそうに練習しています」と娘を温かく見守る。

希望者はビギナークラスに進んで楽譜の読み方を学び、実際に簡単な曲を演奏していく。

 

通常の生徒数は3〜6人と少人数制

 

Violin Introduction Class

毎週土曜日午前9時〜9時45分にWillan Academy of Music520 8th Ave.)で開催。
初・中・上級クラスの他に、自宅での個人レッスンもあり。対象は5〜8歳。
9月14日(土)に体験クラスを開催。
【問い合わせ】TEL: 646-838-3990willanacademy.com

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