今こそ学ぶ 日本人と米国の歴史
世界中から移民が集まる米国は日本と異なり、まだまだ歴史が浅い若い国だ。日本の先駆者たちが海をわたり、文化や社会の違いを学び、日本の発展に貢献した。しかし私たちは、その歴史をほとんど知らないまま米国に住んでいる。今号では、そういった歴史の一部を紹介していく。
金曜日の夜、マンハッタンの個人宅で、シェフのKatsuさんによる「特別食事会」が催された。
Katsuさんは、ブルックリンの和食店「ぜんきち」でヘッドシェフを務めた後、昨年4月に独立して飲食ビジネスをスタート。一般家庭でのポップアップディナーや料理教室、スモーガスバーグなどへ出店をしつつ、自身のレストランオープンに向けて精力的に活動。それを妻の町田知美(ちえみ)さんがサポートしている。
みんなおしゃれをして参加
この日、Katsuさんの料理目当てに、ワインや日本酒を片手に集まったのは、初参加者を含めた12人。「今夜は『おまかせ5コース』でおもてなしします」とのKatsuさんのあいさつと自己紹介に続いて、参加者の自己紹介からスタート。子育て中の主婦、金融関係者、翻訳ライター、ファッションジャーナリストなど多彩な顔ぶれだ。
牡蠣(カキ)の元焼き、ゆず味噌(みそ)クリームチーズ、レンコンチップなどが美しく盛り付けられた「前菜プレート」が出てくると歓声が上がった。「おいしいね」「これはすごい!」と思わず参加者の顔がほころぶ。「このだしの配分は?」「このチーズの味付けの方法は?」と興味津々の参加者の質問に、Katsuさんは一人一人丁寧に答えて回っていた。
Katsuさんの包丁さばきが光る、メインディッシュの「チリアンシーバスの幽庵焼き」に続いて、「神戸牛のステーキ」がじゅうじゅうと音を立てて出てくる頃には、すっかり打ち解けてみんな笑顔に。おいしい料理を堪能しながら、仕事や生活情報、子育てについて、趣味や美容の話など、会話は尽きることなく続いていた。
シェフKatsuさんが腕を振るうレストラン仕込みのディナーを、家庭のテーブルで楽しむひととき
ニューヨークに住み始めて25年の主婦、志茂真奈美さんは「ジムの友達から聞いて、食事にひかれて参加しましたが、高級店の味をリーズナブルにいただけるのでおトクですね(笑)。面白い人達にもたくさん出会えて、こんなすてきな場を提供してもらえてありがたいです」と声を弾ませていた。
子育て中のママ、マクギーのりこさんは「マイアミから引っ越してきて、ニューヨークのママとしては新人です。今日は皆さんとコミュニケーションを取って、いい刺激になりました。食事もおいしくてレストランの雰囲気をたっぷり味わえました」と喜んでいた。
弁護士の小林陽子さんは3回目の参加。「Katsuさんの料理は本当に素晴らしいので、応援しています。接待で外食が続いて胃がもたれ気味だったので、今夜はうまみのあるおいしい和食が胃に染み渡りました。面白い人たちと良い時間を過ごすのが楽しくて、まるでホームのようです」とほほ笑んだ。
Katsuさんと知美さんは、「皆さんに、オーセンティックな和食を気負わず食していただきたい」と話していた。
キッチンに立つKatsuさんを妻の知美さんがフォロー
食事会は希望に応じ、訪問形式で開催。人数は10人〜16人。
お値段は5コースディナーで1人$100〜。
約3時間。ブルックリン区ダンボでベンダー出店中。
【問い合わせ】km@chefkatsubk.com/Instagram: chefkatsubk
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